元神戸ポドルスキのJ再挑戦消滅。ポーランド1部ザブジェと契約延長

2023年5月20日(土)6時29分 FOOTBALL TRIBE

ルーカス・ポドルスキ 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが19日、ポーランド1部グールニク・ザブジェとの契約延長で合意。Jリーグ再挑戦の可能性も報じられていたが、39歳までポーランドでプレーする可能性が高まった。


 同選手は2017年7月から2年半にわたり神戸に在籍。神戸退団後はトルコ1部アンタルヤスポルをへて、2021年7月からザブジェでプレー。今季はここまでポーランド1部リーグで5ゴール9アシストと、攻撃陣の中心選手として活躍。大宮アルディージャから期限付き移籍中のMF奥抜侃志とともにチームをけん引すると、チームは4月15日のリーグ戦から5連勝。2試合を残してポーランド1部残留を決めている。


 ポドルスキはザブジェの契約期間が今年6月までである中、今年3月中旬に「(来季以降)まだどうなるか分からないし、今のところ何も決まっていない。代理人からは『オファーが届いた』と聞いている。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)は選択肢のひとつだ。アジアからもオファーが来ているよ。あとカタールやサウジアラビアからもね。今後どうなるか様子を見るよ」と語り、Jリーグ再挑戦の可能性も示唆していた。


 またドイツ紙『ハンブルガー・モーゲンポスト』は先月、ブラジル1部の強豪CRフラメンゴがポドルスキの獲得を狙っていると報じていた。


 しかしザブジェは残留を決めたこともあり、今月19日にポドルスキとの契約延長を公式発表。新たに2025年6月までの2年契約を結んでいることから、ザブジェで現役引退の可能性も高まっている。

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