強烈なエゴを武器に日本勝利へ…武藤嘉紀「チームのために泥臭く」

2018年5月20日(日)20時59分 サッカーキング

武藤嘉紀が自身のこだわりとロシアW杯への決意を語った [写真]=Getty Images

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 マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀が20日、都内で開催された「ADIDAS WORLD CUP DAY 2018」に登場した。

 武藤にとってマインツで3シーズン目となった今季、リーグ戦で8ゴールを記録。残留を争うチームにあって、その活躍は一際目を引くものだった。それでも、1カ月後に開幕を迎える2018 FIFAワールドカップ ロシアへ向け、武藤は課題を口にした。特に、海外でプレーする選手は得点へのこだわりに違いがあると話す。

「僕が獲ったPKを『僕が蹴る!』って主張しても、無視して蹴られてしまう。PKキッカーを巡って大ゲンカになったことがあって、3,4人が監督室に呼び出されたことがあります。そこでも口論になって……。結局、僕と口論した選手が固定でキッカーになってしまった。それを破ったら罰金で、チームも残留争いをしていたので……。海外の選手は点を獲ることに本当に貪欲で、日本人選手に欠けていることだと思います」

 武藤はシーズン開幕前から「エゴイスト」になると口癖のように話してきた。チームを勝たせるために、強烈なエゴを全面に出してゴールを目指してきた。マインツでPKキッカーを勝ち取るには至らなかったが、8ゴールを記録できたのも強い思いの表れだろう。次なる舞台はワールドカップ——、武藤が目指すのはもちろん“得点”だ。

「長らく代表では貢献できていないので、点を獲って助けになれるように。チームのために泥臭くやっていきたい」

 日本サッカー協会は18日、キリンチャレンジカップ2018のガーナ戦(5月30日)に挑む27名を発表。日本代表は21日からの国内合宿を経て、31日にロシアW杯本戦メンバー23名が発表される予定となっている。

サッカーキング

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