大谷翔平の凄さを「誰も理解してない」二刀流の“異次元の鉄人ぶり”を米司会が熱弁!「野球を創造し直している」

2023年5月21日(日)20時12分 ココカラネクスト

投打で図抜けたパフォーマンスを見せ続けている大谷。彼の残す出色の成績に米司会も熱弁をふるった(C)Getty Images

 二刀流でプレーをし続けている大谷翔平。メジャー6年目を迎えた今季もここまで47試合中45試合でスタメン出場。そのうち9試合は先発投手としてマウンドに立ち、完全オフはわずか2日しかない。世界最高峰と言われるメジャーリーグで異次元の活躍を持続させ続けるタフさには、もはや脱帽するほかにない。

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 日本人はもちろん、いまやアメリカ人を中心とした世界の人々から「超人」として称される大谷。その凄みはメジャーの酸いも甘いも熟知する識者も認めるところだ。現地5月19日にMLBの公式ネットワーク番組『MLB Network』は、大谷の歴史的な活躍にクローズアップし、熱い議論を交わした。

 まず番組のMCを務めたグレック・アムシンガー氏が「私は番組撮影の前、毎回のように自分のオフィスで20分ほど費やし、オオタニが野球を創造し直していることを、いかに野球のルールを書き換えているのかを伝える方法を模索している。彼がどれだけのことをやっているかを誰も理解していないと思う」と断言。そして、とりわけ投手としての凄みを物語る“ある数字”を口にした。

「彼は50イニングを投げ、安打は25本許していない(実際の成績は53イニング26安打)。このペースでいけば、彼は1シーズンで200イニングを投げて、100安打を許さないという可能性がある。今は207イニングを投げて、被安打は102というペースだ」

 これに「なるほど」といった表情を浮かべた番組のゲストである殿堂入り投手のペドロ・マルティネス氏を見つめたアムシンガー氏は「私はあなたの2000年シーズンは投手として史上最高のシーズンだと思っている。ステロイド時代の全盛期に、ア・リーグのサイ・ヤング賞で2位につけたティム・ハドソンは防御率4点台以上。防御率2位だったロジャー・クレメンスは3.70。でもあなたはというと1.71だ」と指摘。そして、次のように大投手へ訴えかけた。

「ショウヘイ・オオタニは打者として今10本塁打(20日の試合で11号をマーク)打ちながら、200イニング以上を投げて100安打未満に抑える史上初の投手になるかもしれないんです!」

 現地5月21日に行なわれる本拠地でのツインズ戦で、今季10度目の先発登板が予定されている大谷。世界の頂に立ったワールド・ベースボール・クラシックからほとんど休みなく活躍を続けている“鉄人”は、いったいどこまで異次元の活躍を見せてくれるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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