浦和が7試合連続ドロー…ショルツ弾で追いつくも逆転ならず、鹿島との熱戦は痛み分け

2022年5月21日(土)19時1分 サッカーキング

浦和と鹿島が対戦した [写真]=金田慎平

写真を拡大

 明治安田生命J1リーグ第14節が21日に行われ、浦和レッズと鹿島アントラーズが対戦した。

 クラブ記録の6試合連続ドローで15位と低迷する浦和が、2位の鹿島をホームに迎えての“オリジナル10対決”。試合はアウェイの鹿島が6分に先制する。上田綺世がペナルティエリア手前で放ったシュートは相手GK西川周作に防がれるが、こぼれ球をアルトゥール・カイキが押し込んだ。

 追いかける展開となった浦和は18分、左コーナーキックから岩尾憲がインスイングのボールを供給。ゴール前の柴戸海が頭で合わせるが、シュートは惜しくも枠の上に外れた。

 浦和は前半終盤、明本考浩のクロスが関川郁万のハンドを誘ってPKを獲得する。キッカーのアレクサンダー・ショルツはゴール左隅に突き刺し、ホームチームが試合を振り出しに戻した。

 同点で折り返すと、鹿島は55分、左コーナーキックから樋口雄太がニアに速いボールを供給。カイキが頭で合わせたが、わずかに枠を外れた。

 70分、浦和は左サイドでフリーキックを獲得し、岩尾がニアに浮き球を供給。明本が頭ですらしてネットを揺らした。しかし、競り合いのなかで岩波拓也が相手DF常本佳吾を倒したとして、ファウルで得点は認められなかった。

 浦和は後半アディショナルタイム5分、岩尾が強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもクロスバーに阻まれる。試合終了間際にはボックス内でキャスパー・ユンカーが右足を振り抜いたが、相手DF安西幸輝のブロックに阻まれた。

 試合はこのまま終了。勝ち点1ずつを分け合い、浦和は7試合連続ドローとなった。次節は25日に行われ、浦和は敵地でセレッソ大阪、鹿島はホームでサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
浦和レッズ 1−1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0−1 6分 アルトゥール・カイキ(鹿島)
1−1 44分 アレクサンダー・ショルツ(浦和)

【スターティングメンバー】
浦和(3−5−2)
西川周作;アレクサンダー・ショルツ、岩波拓也、明本考浩(82分 知念哲矢);宮本優太、伊藤敦樹(74分 アレックス・シャルク)、柴戸海、岩尾憲、関根貴大(74分 大久保智明);江坂任(82分 松尾佑介)、キャスパー・ユンカー

鹿島(4−4−2)
クォン・スンテ;常本佳吾、関川郁万、三竿健斗、安西幸輝;和泉竜司(87分 和泉竜司)、樋口雄太、ディエゴ・ピトゥカ(82分 中村亮太朗)、アルトゥール・カイキ(80分 土居聖真);上田綺世、鈴木優磨

サッカーキング

「浦和レッズ」をもっと詳しく

「浦和レッズ」のニュース

「浦和レッズ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ