「もうたくさんだ」大谷翔平が“発奮”の左翼線二塁打&右前適時打! 長打数で94年ぶりの球団記録が現実味
2024年5月22日(水)13時56分 ココカラネクスト
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/0522/2823242878/ckn_2823242878_1_thum800.jpg)
大谷が打って走ってチームをけん引した(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間5月21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場し、4打数2安打1打点2盗塁の成績だった。チームは大谷の活躍で追い上げたが、7回に浴びた3ランが響き、3-7で敗れている。
【動画】勝負強さを発揮!大谷翔平が右前適時打を放つシーン
初回の第1打席、無死一塁で初対戦のブランドン・ファートから内角に食い込んでくる136キロのスライダーに空振り三振に倒れた。25歳の右腕は昨季メジャーデビューしたばかりの若手投手だ。
0-2と2点を追う4回の第2打席は、チーム初安打となる左翼線への二塁打で出塁すると、三盗を決めて今季12個目の盗塁。さらに捕手の悪送球で本塁に生還した。
この場面を、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「ドジャースは4回を無安打無得点で迎えた。ショウヘイ・オオタニは『もうたくさんだ』と言った」と、大谷が発奮してチーム初安打を放ったかのように投稿している。
6回の第3打席も一死三塁から右翼への適時打を放つと、さらに二盗を決めて1試合2盗塁。これで今季13個目の盗塁をマークした。8回の第4打席は右飛に終わったが、打って走って、間違いなくチームをけん引しているのは背番号「17」だ。
大谷の長打数はこの試合で「31」となったが、ドジャース専門メディア『Dodger Insider』のXによると98本ペースで、球団記録である1930年のベーブ・ハーマンの94本を上回るペースだと伝えている。
前日20日(同21日)の同戦では、初回の第1打席に意表を突くセーフティーバントが奏功して内野安打にした。3打数1安打の成績で、試合前まで48試合に出場して両リーグトップの打率.353をマークし、OPS1.077も両リーグトップの成績となっていた。
本塁打はトップのマルセル・オズナ(ブレーブス)に1本差のリーグ2位とつけているが、両リーグでは、アストロズのカイル・タッカーが同日に1試合2本塁打を放ち、17本塁打でトップに立っている。明日、本塁打争いでもトップに立ちたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
関連記事(外部サイト)
- “定位置復帰”の大谷翔平がサヨナラ安打! 2試合ぶりの「2番」でチームの勝利に貢献 2020年以来4年ぶり
- 「ショウヘイのような選手は見たことない」大谷翔平のド軍移籍後初のサヨナラ打に現地記者も興奮! “DHで史上初のMVP”にも期待「オオタニが歴史を作る布石に」
- 「ショウヘイは間違いなくコメディアンだ!」大谷翔平が長身女性を笑わせる!? 初回にまさかのセーフティーバントで“奇襲攻撃”も
- 大谷翔平に早くも浮上する“史上初”の可能性 MVP決定の重要指標「WAR」がシーズン10.0超えの異常ペースに
- 水原被告の裏切りは「絶対に影響があった」 ド軍同僚が告白した大谷翔平の素顔「外野はうるさいけど今はしょうがない」