“チーム最年少の20歳”甲斐優斗がアルゼンチン撃破に貢献! 17得点を挙げる活躍に海外メディアも賛辞【男子バレー】

2024年5月22日(水)11時30分 ココカラネクスト

チーム最年少の20歳・甲斐優斗が17得点を挙げた(C)Getty Images

 バレーボールのネーションズリーグ(VNL)が現地時間5月21日(日本時間22日)、ブラジル・リオデジャネイロで行われ、男子日本代表(世界ランク4位)が初戦のアルゼンチン戦にセットカウント3-1(24-26、25-22、25-23、25-19)で勝利した。

【動画】最後は最年少の20歳が決めた!甲斐優斗のスパイクで日本初戦勝利

 すでにパリ行きのチケットを手に入れている日本は、直前までイタリアでのリーグ戦を戦っていた石川祐希と高橋藍が今遠征に帯同せず。主力を欠く中でも、21年東京五輪銅メダルで世界ランク6位の相手を下し、好調なスタートを切った。

 日本は第1セットを24-24のデュースから、アルゼンチンの高さのあるブロックに阻まれ、24-26と先取されてしまう。しかし、第2セット以降は、エースの西田有志を筆頭に、アウトサイドヒッターの富田将馬、チーム最年少で20歳の甲斐優斗が得点を挙げるなど、多彩な攻撃で相手を翻弄。最後は甲斐がスパイクを決めて逆転勝利を収めた。

 スイスのバレーボール専門メディア『Volleyball World』はXで「カイ・マサト! このアウトサイドヒッターは、日本代表として初めて先発出場し、アルゼンチン戦3-1の勝利で17得点を挙げた」と、甲斐の活躍ぶりを称えていた。

 この試合、日本のトップスコアラーは両軍最多24得点を誇った西田だが、2位は17得点を挙げた甲斐だった。若手の活躍は、7月26日に開幕するパリ五輪へ向けての明るい光となる。

 すでにパリ五輪切符を獲得している日本だが、今大会は五輪のシードを意識した戦いでもある。西田は試合後の同メディアのインタビューで「レベルアップしたプレーを、全員でしっかり示して勝ちを取っていくことだけにフォーカスしたい」と意気込みを語った。

 次なる戦いは現地時間23日(日本時間24日)のセルビア戦。2019年の欧州王者を相手にどんな戦いを見せてくれるか注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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