ディクソンが最速アテンプトでポール奪取【順位結果】第105回インディ500予選2日目/ファストナイン・シュートアウト
2021年5月24日(月)7時53分 AUTOSPORT web
NTTインディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた第105回インディアナポリス500マイルレース。23日、予選2日目となるポールデイでファストナイン・シュートアウトが行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が自身4度目となるインディ500ポールポジションを獲得した。
最後尾列を争うラストチャンス・シュートアウト終了後、14時30分からはファストナイン・シュートアウトが実施された。
予選1日目の上位9台が参加するこのファストナイン・シュートアウト。前日の9番手から1回のみのアテンプトを行い、4周の平均スピードでポールポジションから9番グリッドまでが決定する。
まずは4台全部がファストナインに進んだチップ・ガナッシ・レーシングのマーカス・エリクソンがトップバッターでアテンプトへ。エリクソンは、平均230.318mphを記録する。
前日2度目のアテンプトでクラッシュを喫したアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)は3番手目にアテンプト。先に走った2台を上回る230.616mphを記録する。
折り返しとなる5番目にアテンプトを行ったのはリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)。前戦で初勝利を飾ったヴィーケイは、ここでも好アテンプトを見せ平均231.511mphをマークしトップに立つ。
チームメイトでオーナードライバーのエド・カーペンターもヴィーケイを追随し、231.504mphを記録して2番手に。
好調のトニー・カナーンは、ふたりのスピードを交わせず3番手のスピードとなってしまう。
8番目のアテンプトはアンドレッティ・オートスポートのコルトン・ハータ。1周目でヴィーケイを上回るスピードを見せると、残り3周もうまくまとめ231.655mphを記録しトップに浮上する。
最後はディクソンがアテンプト。ハータを上回るスピードを1周目から記録。4周目は大きくスピードを落とすも、平均231.685mphと僅差でポールポジションを獲得した。
2017年以来、通算4度目のインディ500ポールポジションとなったディクソン。2008年のポール・トゥ・ウイン以来の勝利をインディ500で飾ることができるだろうか。
第105回インディアナポリス500マイルレース/ファストナイン・シュートアウト総合結果
Pos. | No. | Driver | Team | Engine | MPH | Session |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | S.ディクソン | チップ・ガナッシ | H | 231.685 | Pole Day |
2 | 26 | C.ハータ | アンドレッティ・オートスポート | H | 231.655 | Pole Day |
3 | 21 | R.ヴィーケイ | エド・カーペンター・レーシング | C | 231.511 | Pole Day |
4 | 20 | E.カーペンター | エド・カーペンター・レーシング | C | 231.504 | Pole Day |
5 | 48 | T.カナーン | チップ・ガナッシ | H | 231.032 | Pole Day |
6 | 10 | A.パロウ | チップ・ガナッシ | H | 230.616 | Pole Day |
7 | 28 | R.ハンター-レイ | アンドレッティ・オートスポート | H | 230.499 | Pole Day |
8 | 6 | エリオ・カストロネベス | メイヤー・シャンク・レーシング | H | 230.355 | Pole Day |
9 | 8 | M.エリクソン | チップ・ガナッシ | H | 230.318 | Pole Day |