関学大QBの父、市議を辞め真相究明の覚悟 内田前監督の反則タックル時の映像など情報提供呼びかけ

2018年5月24日(木)12時11分 BIGLOBEニュース編集部

画像は奥野康俊市議Facebook

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日大アメフト部の内田正人前監督と井上奨コーチの記者会見を受け、反則タックルで負傷した関学大選手の父・奥野康俊大阪市議は、騒動後初めてFacebookを更新。会見内容に怒りをあらわにするとともに、反則タックルの瞬間を「見ていなかった」とした内田前監督の発言を検証するための情報提供を呼びかけた。


反則タックルを行った日大の宮川泰介選手は22日の会見で、内田前監督と井上コーチの指示で反則に及んだことを明らかにした。一方の内田前監督は、反則について「私の指示ではない」と否定。井上コーチは自分の指示としながらも怪我をさせるという意味ではなかったと説明した。また、内田前監督は、反則タックルの瞬間を「見ていなかった」とし、「ビデオを見るまでどの程度の反則かわからなかった」と語った。


日大の会見を受け奥野市議は、騒動後初めてFacebookを更新し、「前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君が、可哀想でなりません。酷すぎます。親の立場で我が息子と重ねると宮川君は、加害者ではありますが、指導者2人に対して、体の震えが止まりません」と憤りを綴った。また、プレーを見ていなかったとする内田前監督の発言を検証するため、「試合中のビデオ、動画、写真を撮っていた観客の皆さん、前内田監督が見ているシーン、顔の向きがわかるシーンなんでも結構です。そのデータを頂きたい」と呼びかけた。


また、奥野議員は、任期満了をもって「大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません」と表明。「残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟」で真相究明にあたると綴った。

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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