「死ぬわけじゃない。でも…」キケが語った“突然の別れ” 苦しい胸の内を明かし「ちょっと変な感じだ」
2025年5月24日(土)16時0分 ココカラネクスト

キケ・ヘルナンデスが仲間との別れについて語った(C)Getty Images
ドジャースは、長年の功労者であるオースティン・バーンズ、クリス・テーラーをDFA措置(事実上の戦力外)にする衝撃的な決断を下した。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「ドジャースは熾烈な地区争いの中、バーンズとテーラーと決別するのが最善と考えたのだろう」と記したが、「2人はともに10年近くをドジャースで過ごした在籍期間の長いポジションプレーヤーだった」ことも紹介した。
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同メディアは、日刊紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者に、その2人についてキケ・ヘルナンデスが語った内容を掲載。
記事によれば、「死ぬわけじゃない。でも、いつまた会えるのかわからないのに、きちんとお別れを言うことができない」と、苦しい胸の内を明かしたという。
「あの2人が去っていくのを見て、お別れを言う瞬間も持てず、メールや電話で済まさなければならないなんて、ちょっと変な感じだ」
厳しいメジャーリーグの世界とはいえ、キケ・ヘルナンデスにとって、これまで共に戦ってきた仲間にちゃんと別れを告げることができなかったことへのもどかしさがあったようだ。
記事では、「ドジャースが次に両選手を目にするときには、彼らは別のユニフォームを着ているだろう」と伝えた。
果たしてバーンズとテーラーの新しい所属先は決まるだろうか。仲間の今後の動向はキケ・ヘルナンデスにとっても気になるところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]