岡崎慎司がベルギー1部STVV退団へ。本人は白紙強調も「選手入替えを徹底」

2023年5月24日(水)5時52分 FOOTBALL TRIBE

岡崎慎司 写真:Getty Images

 ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)には、GKシュミット・ダニエルら日本人選手5名が所属。元日本代表FW岡崎慎司が来季の去就について白紙であることを強調していたが、現地では同選手の退団が確実と報じられている。


 岡崎は昨年8月に練習参加をへてSTVVと1年契約を締結。現セレッソ大阪所属MF香川真司とのコンビで日本のファンを沸かせたほか、昨年8月20日のデビューからリーグ戦全試合で先発出場。主力選手として活躍していたものの、2ゴールにとどまっていた。また同選手はSTVV残留の可能性について「契約は白紙の状態」と述べている。


 一方でSTVVは今季、11勝9分14敗の12位とプレーオフ進出を逃して終了。今月16日にはヴィッセル神戸元指揮官であるトルステン・フィンク氏の監督就任を公式発表しているほか、立石敬之CEO(最高経営責任者)はベルギー紙『Het Belang van Limburg』のインタビューで来季開幕までに6選手獲得の方針を打ち出すなど、大量入れ替えの可能性をほのめかしている。


 そんな中、同紙はSTVVの今後について「チームの中心となる部分の整理が必要であるため、(選手の入れ替えは)非常に徹底したものになるだろう。契約満了の選手たちは、誰一人として新しい契約オファーを期待してはならない」とリポート。


 岡崎のSTVV退団が既定路線であることを伝えた上で「STVVは新戦力獲得のために代理人と相談し、連絡を取り合うのに忙しい。あと2週間ほどで中心メンバーが集まり、来季にむけての準備が始まるので時間はない」と綴っている。


 なおフィンク新監督は先日、ベルギーメディア『sporza』のインタビューで「日本人選手を何人か連れてくることができればと思っている。ただ、6人以上のベルギー人を集めたいとも考えている」と補強戦略に言及。


 「私はカウンター攻撃で危険な存在になるような選手がほしい。ベルント・ホラーバッハとは異なるタイプの監督なんだ」と自身の希望を語るとともに、ベルント・ホラーバッハ前監督による守備重視の戦術から転換する方針を明かしている。

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