浦和レッズDFダニーロ・ボザ、去就問われ「そうなれば嬉しい」
2025年5月24日(土)9時5分 FOOTBALL TRIBE

浦和レッズ所属DFダニーロ・ボザが、5月24日の明治安田J1リーグ第19節の名古屋グランパス戦や6月のFIFAクラブワールドカップを前に、将来的な母国復帰の可能性に言及した。
ブラジルメディア『ランセ』で5月19日に掲載されたインタビュー記事によると、ボザは再びブラジルでプレーする可能性など自身の去就について訊かれると、「僕はコリンチャンスのファンだ。コリンチャンスでプレーしたい。そうなれば嬉しいよ」とコメント。記事では「彼は2025年から浦和でプレーしており、日本で順調に適応し、好調を維持している。しかしながら、彼はブラジルに復帰する可能性を否定していない」と、同選手の去就について綴られている。
現在27歳のボザは、2016年7月にミラソウFCでデビュー。2018/19シーズンをポルトガルのSCブラガで過ごした後、アトレチコ・パラナエンセ、フィゲイレンセFC、サントス、ECジュベントゥージ、ヴァスコ・ダ・ガマなど、ブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、2025年に浦和へ加入。プロキャリアを通じて、コリンチャンスとは8度対戦しており、2024年の国内カップ戦で1ゴールを挙げている。
ただ一方で、ボザは浦和でのプレーや日本での生活に満足している模様。記事では「日本のサッカーは他とは違っており、心の中で特別な位置を占めている」「彼は再び家族のそばで生活できるようになる。5月6日に27歳の誕生日を迎え、日本を訪れた妻と義母とパーティーを開いた」と記されている。
来日1年目にして、浦和の主力センターバックとして活躍しているボザ。すでに多くのサポーターの心をつかんでおり、クラブW杯での好パフォーマンスも期待されるところだが、オファー次第ではどこかのタイミングで母国復帰を決断することになりそうだ。