大谷翔平の実戦形式登板を決めた“3者会談”「非常にうまく調整できている」 あすライブBP登板へ
2025年5月24日(土)7時27分 スポーツ報知
投球練習する大谷翔平(カメラ・安藤 宏太)
◆米大リーグ メッツ—ドジャース(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日午前8時10分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。3試合ぶりの18号に期待がかかる。
試合前の囲み取材の中でロバーツ監督はあす24日(同25日)の敵地・メッツ戦の前に大谷がライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板することを明言。打者相手に投げるのは2023年9月の右肘手術前最後の登板になった同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来640日ぶりとなる。
ロバーツ監督は、あすがライブBP登板となった経緯について「ドクターと翔平の主導のもと、それに我々のトレーナーたちも関わっている。その3者であすライブBPを行うという決断に至った」と説明。ここまでの大谷の調整については「彼は非常にうまく調整できていると思う。球の質はいい。球速は楽に94〜95マイル(約151〜153キロ)が出ているし、非常にいいボールを投げている。私たちは皆、彼が打者と対戦するのを見るのが楽しみだ。彼がいつ本格的にギアを上げてくるかも非常に楽しみだが、それは彼の(状態を考慮した)スケジュールで決める。彼がスライダーを打者に対して使う時期、球速を本格的に上げるタイミングなどは全て彼とドクターの間で決めていく」と説明した。