吉川桃は“バースデーウィーク”に5年ぶり勝利を 完全Vへのカギは「全部です(笑)」

2024年5月25日(土)9時45分 ALBA Net

26歳初の試合でひさしぶりの優勝に王手をかけた吉川桃(撮影:GettyImages)

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<地域みらいグル−プレディス佐嘉窓乃梅カップ 2日目◇24日◇武雄ゴルフ倶楽部(佐賀県)◇6385ヤード・パー72>

最後の勝利は、2019年シーズンのステップ・アップ・ツアー開幕戦「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」。初日に続き単独トップの座を守った吉川桃は、「相変わらずショットの調子はイマイチ…」と首をひねりながらも、5年ぶりの優勝まで残り18ホールに迫った。


1番でいきなりボギーを叩くなど、思うように伸ばせない一日。それでも耐えながら、なんとかチャンスをものにして進んでいった。最終18番に入るまでは、種子田香夏、皆吉愛寿香、常文恵に並ばれながらも、その最終ホールでバーディを奪い抜け出した。「フィーリングが良くないときにピンを攻めるとミスになる。スコアメイクするために必要なことを冷静に考えて、無理をしないマネジメントでプレーしています」。これを常に頭に置いている。

5月20日(月)に26歳の誕生日を迎えたばかり。1998年度生まれの黄金世代のひとりは、5年ぶりの勝利のカギについて聞かれると「全部ですね(笑)」と笑顔を見せる。「一打一打、自分ができることを積み重ねていって、優勝争いに絡んでいけたらいいな」。バースデーウィークを自ら祝う勝利を挙げたい。

以下、その他の上位勢のコメント

■種子田 香夏(トータル8アンダー・2位タイ)
「きょうはパー5で3つバーディをとれたことが、好スコアの要因。昨年から100ヤード以内の練習に重点的に取り組んできて、その成果が出てきたと思う。前週、初優勝した権藤(可恋)さんとは同じ年だし、オフにラウンドする仲です。権藤さんの優勝はすごくうれしかったし、めちゃくちゃ刺激になった。私も優勝したい気持ちが強くなりました。このコースはティショットがカギになる。全集中でやっていきます」

■常文恵(トータル8アンダー・2位タイ)
「前週からの好調を維持できています。前週なかなかバーディをとれなかったパー5で、今週はしっかりとれているのが大きい。2週連続で最終日最終組です。この前の優勝争いでは緊張してしまって、パッティングで手が震えたり、カップまで届かずショートすることが多かった。今週も緊張すると思うけど、優勝のことを考えず自分のプレーだけに集中します。焦らずにやっていきたい」

■皆吉愛寿香(トータル8アンダー・2位タイ)
「前半スコアを落としてしまったけど、9番のバーディから波に乗って、4連続バーディがとれたので良かったです。前週の最終日最終組でのプレーは緊張しました。途中でOBを打ってトリプルボギーを叩いてしまい、気持ちが切れてしまいました。前週、悔しい思いをして、いろいろ得ることができた。あしたはその経験を生かしたい。鹿児島県出身ですし、同じ九州の地で初優勝して、お世話になっている人たちに恩返ししたいです」


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