WRC日本ラウンド『ラリージャパン』、フォーラムエイトがタイトルパートナーに決定

2021年5月25日(火)11時12分 AUTOSPORT web

 5月25日、ラリージャパン事務局は11月11〜14日に開催されるWRC世界ラリー選手権の日本ラウンド、ラリージャパンのタイトルパートナーに株式会社フォーラムエイトが決定したと発表した。


 ラリー競技の世界最高峰シリーズであるWRCは、2021年シーズンが今年1月にモンテカルロで開幕。現在までに4ラウンドが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTがドライバー、コドライバー、マニュファクチャラーの3部門で選手権首位に立っている。


 そのトヨタのお膝元である愛知県と、隣接する岐阜県の2県にまたがって開催されるラリージャパンは11月11〜14日に、2021年シーズンのフィナーレイベント(最終戦)として実施される予定だ。


 そんな同大会のタイトルパートナーに決定したフォーラムエイトは、パッケージソフトウェア開発技術を基盤として、VRやCG/FEM/CAD/クラウド等の先端的なソフトウェアを開発するエンジニアリング・ソフトウェア・カンパニーだ。同社は業界に先駆けて進化させてきた3DVR技術を、課題解決の共通基盤として産業・社会のあらゆる領域に展開しており、特に交通・自動車分野では、各種訓練・研究・実験用システム構築で多数の実績を有す。


 また、VRによるシミュレーション統合プラットフォームを活用し、要望に応じた多様なドライブシミュレータ開発で、車両・ITS・自動運転・MaaSのR&Dに最適な開発環境を提供する他、近年はあらゆる空間のバーチャルシステムを構築可能な次世代型webプラットフォームF8VPSの提供を開始し、DX推進を支援している。


 大会タイトルパートナーに就任したフォーラムエイトの伊藤裕二 代表取締役社長は「フォーラムエイトは、FIA世界ラリー選手権日本ラウンドのタイトルパートナーとして、フォーラムエイト・ラリージャパン2021を応援させていただきます」とコメント。


「日本のソフトウェア企業がこのような歴史と伝統を誇る世界最高峰のラリーイベントのメインスポンサーを務めることができ、大変栄誉なことと感謝しております」


「この素晴らしい大会を通じて弊社もVRとシミュレータ技術を提案し、日本の元気と技術の発信に貢献できることを願っております」


■ラリージャパン2021の新大会名称も発表


 ラリージャパン事務局はタイトルパートナーの決定に合わせて、新大会名称が『FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2021』になることをアナウンス。また、大会ゴールドパートナーにトヨタ自動車株式会社、ブロンズパートナーとして株式会社デンソーから支援を受けることになったことを明らかにした。


 これらの発表に際し、高橋浩司ラリージャパン2021実行委員会会長は次のように語っている。


「タイトルパートナーの株式会社フォーラムエイト様をはじめ、トヨタ自動車株式会社様、株式会社デンソー様を新たにパートナーとしてお迎えすることを心から誇りに思います」


「新型コロナ感染症の影響下にありながら、こうして支援の輪が広がることは、スタッフ一同何よりの励みになります」


「フォーラムエイト様の卓越したVR・CGソフトウェア技術など、協賛社の皆さまのブランドや商品、技術力をラリージャパンを通じて世界中にアピールできるよう、そして何よりもそのことがより充実した大会運営につながり、本番を心待ちにしてくださっているファンの方々へ還元できるよう一層努力して参ります」


■WRC2021日本ラウンド開催概要(2021年5月25日現在)


大会名称:FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2021
開催日時:2021年11月11日(木)〜14日(日)
開催地:愛知県・岐阜県内の計8市町
 メイン会場:愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)
 セレモニアルスタート:愛知県名古屋市
 サービスパークと大会本部(HQ):豊田スタジアム
 スペシャルステージ:岡崎市、豊田市、新城市、長久手市、設楽町(以上愛知県)、恵那市、中津川市(以上岐阜県)

『FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2021』新大会ラリープレート

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