それでは勝てない 立浪中日再びの「怠慢プレー」にファン嘆きの声

2023年5月25日(木)11時30分 ココカラネクスト

 中日は24日の広島戦(マツダ)に2−6と敗れた。天敵・九里亜蓮を打ち崩せず、ミスも響いた。

 またも天敵にやられた。相手先発の九里には2021年から7連敗中、今季だけで3勝を献上している。この日も7イニングで7安打を放つもわずか1点と拙攻が目立った。

【関連記事】「普通に3人とも悪い」物議をかもした中日の「怠慢走塁」はなぜ起きたのか 球界レジェンドOBが着目した「ポイント」とは

 先発の涌井秀章も誤算だった。初回に西川龍馬に2ランを浴びるなど5点を奪われ、追いかける展開となり、序盤から重苦しいムードが漂った。

 どうにも浮上できないチームではこの日もミスが足を引っ張った。

 5点差を追う3回一死無走者の場面、打席に入った1番・岡林勇希が九里から放った打球は三塁線ぎりぎりの打球、ファウルと判断したのか、走り出しが遅れてアウトになるシーンがあった。フェアゾーンに入っていたため、結果的には三塁ゴロとなり、アウトを一つ増やすことになった。

 試合後、立浪監督は同プレーに対して「自分で決めつけて判断してしまった。二度とああいうことがないようにやっていかないといけない」と苦言を呈した。

 チームでは18日の阪神戦でも、石川昂弥がホームイン直前に走塁を緩めたことが原因で、得点が認められないボーンヘッドがあったばかり。そのときも関わった選手を個別に呼び、ワンプレーに向き合う大切さを立浪監督が説いたばかりだったが、集中力を欠くプレーが続いている。

 岡林といえば、昨年チーム最多の142試合に出場し、打率・291、161安打、32打点、24盗塁を記録。最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブを受賞と希望の光となっている選手が、こんなミスをすること自体がチームの低迷を象徴しているともいえる。

 この岡林のプレーにはネット上からも「いい選手は基本をおろそかにしない」「石川のプレーの何を見ていたのか」など、ほころびが目立つとあって、ファンの間からも嘆きの声が止まらない。

 この日は初回にも一塁を守るビシエドの悪送球で失点とチームに細かいミスの連鎖が拡がっている。

 この日の敗戦で再び「借金14」。経験の浅い若手を多く起用していることでミスはつきものとはいえ、このままでは早くもペナントから脱落してしまう。早急に手当てが必要なようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「中日」をもっと詳しく

「中日」のニュース

「中日」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ