アジア最終予選での日韓の異なる立ち位置…韓国メディアが森保ジャパンに羨望のまなざし「余裕のある構え」「次世代スター発掘の場」
2025年5月25日(日)20時0分 ココカラネクスト

森保監督はラスト2試合を新戦力発掘の場にあてた(C)Getty Images
日本サッカー協会は5月23日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合(6月5日オーストラリア戦、同10日インドネシア戦)に臨む代表メンバー27人を発表した。すでに本大会出場を決めていることから、以前より報じられていた通り初選出となる若手プレーヤーが多く選ばれている。
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初代表として7名が名を連ね、昨年のパリ五輪メンバーでもある三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、平河悠(ブリストル・シティ)等の他、Jクラブからは18歳の佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)もメンバー入りと、幅広い世代からの選出となった。
来年の本大会に向けチームの底上げを目指すべく、残りの最終予選2試合は新戦力にとって貴重なアピールの場となる。当然、今予選の初戦以降、圧倒的な強さで勝ち進み、予選突破を決めたからこそ成せる選手起用であることは言うまでもない。
発表前より若手招集の方針を明かしていた森保一監督の言葉通り、フレッシュな顔触れが揃った。また今回の2試合を前にした森保ジャパンの選手選考などには、海の向こうからも視線が注がれている。
韓国メディア『毎日経済』では、日本代表発表当日の23日、日韓両国代表の現状について公式サイト上で論じている。残り2試合にW杯出場権が懸かる韓国については「主力を招集し、緊張の6月」と評している一方で、日本には、「若手発掘モード」であると綴っている。
さらに、日本に対しては残りのゲームで若手選手起用を有力視し、「余裕のある構えを見せている」などと指摘。開催国以外で“世界最速”で本大会出場を決めたと振り返りながら、来月の試合での位置付けを「“次世代スター発掘の場”として活用する」と強調する。
また同メディアは、森保ジャパンの今後についても、「来年の北中米W杯に向けては、9月にメキシコ、アメリカとの連戦を予定しており、本大会に向けて着々と準備を進めている」と説いている。
ここまで日本は7勝1分けという成績で群を抜く強さを示し、アジア内でも大きな注目を集めてきた。最終予選残り2試合も本大会を見据える戦いとして、国内はもちろん、海外メディアからも引き続き関心が寄せられることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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