上位対決は壮絶な打ち合いに! 鹿島が一時3点差ひっくり返すも…鳥栖が土壇場で追いつきドロー

2022年5月25日(水)21時1分 サッカーキング

鹿島と鳥栖が対戦した [写真]=Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第15節が25日に行われ、鹿島アントラーズとサガン鳥栖が対戦した。

 前節はお互いドローに終わった2位鹿島と6位鳥栖。注目の上位対決は、31分に鳥栖が先制する。藤田直之が右コーナーキックからアウトスイングのボールを送り、田代雅也が頭で合わせた。

 鳥栖は38分にリードを広げる。古巣対戦の小泉慶が敵陣中央からドリブルを開始し、スルスルとペナルティエリア左まで進入。折り返すと、ゴール前で合わせた宮代大聖が押し込んでリードを広げた。

 2点差で折り返した鳥栖は、48分に3点目を奪う。ペナルティエリア手前でこぼれ球に反応した小泉が左足を振り抜くと、シュートはクロスバーにも当たってゴールに吸い込まれた。

 3点ビハインドとなった鹿島は52分、ディエゴ・ピトゥカのスルーパスに抜け出した和泉竜司が右からグラウンダーで折り返す。昨季まで鳥栖でプレーしていた樋口が押し込み、1点を返す。

 68分、鹿島が1点差に詰め寄る。三竿健斗がロングボールで右サイドに展開し、樋口を経由して、鈴木優磨にボールが渡る。ペナルティエリア右で相手をかわし、中央へと折り返すと、上田綺世が合わせてゴール左上に突き刺した。

 そして後半アディショナルタイム2分、鹿島が試合を振り出しに戻す。ピトゥカがロングボールをゴール前へと送り、鈴木が頭で折り返す。これを土居聖真が合わせて押し込んだ。

 さらに後半アディショナルタイム4分、アルトゥール・カイキのクロスに染野唯月が頭で合わせて鹿島が逆転に成功する。

 試合はこのまま終了するかに思われたが、土壇場で鳥栖が追いついた。後半アディショナルタイム7分、左コーナーキックを獲得すると、キッカーの藤田は相手GKクォン・スンテの意表を突いてゴールを直接狙う。これはかき出されたが、こぼれ球を田代が押し込んだ。

 4−4で決着し、ともに2試合連続のドローとなった。次節は29日に行われ、鹿島は敵地でFC東京、鳥栖はホームでガンバ大阪と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 4−4 サガン鳥栖

【得点者】
0−1 31分 田代雅也(鳥栖)
0−2 38分 宮代大聖(鳥栖)
0−3 48分 小泉慶(鳥栖)
1−3 52分 樋口雄太(鹿島)
2−3 68分 上田綺世(鹿島)
3−3 90+2分 土居聖真(鹿島)
4−3 90+4分 染野唯月(鹿島)
4−4 90+7分 田代雅也(鳥栖)

サッカーキング

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