大谷翔平 第4打席も三振で今季4度目の1試合3三振 左腕のスライダーにタイミング合わず 敵地は大歓声
2025年5月25日(日)10時31分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—メッツ(2025年5月24日 ニューヨーク)
ドジャースはの大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地でのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場。3打席凡退して迎えた第4打席も空振り三振を喫し、今季4度目の1試合3三振を喫した。
23日のメッツ戦は昨オフに15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の巨額契約でメッツへ移籍したフアン・ソトとのスター選手対決で注目を集めた。延長13回に突入したカード初戦は、1時間38分の雨天中断を挟み5時間46分を要し、試合終了は日付をまたいだ午前0時56分だった。大谷は5打数1安打1四球だったが、ソトは5打数無安打1敬遠と結果を残せなかった。
ソトは3回にこのカード初安打となる中前打。4回は2—2とし、なおも2死満塁から右腕ゴンソリンのスプリットをすくい上げて右中間フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち、バットでチームに貢献した。大谷は5回まで3打数無安打2三振と沈黙する中、前日には一部からブーイングを浴びせられていた地元ファンにアピールした。
一方の大谷は左腕ピーターソンの前に全くタイミングが合わず。初回はボール球のスライダーを振らされて空振り三振。3回は中飛に打ち取られると、5回も低めのスライダーを振らされて空振り三振。2—4の8回1死一塁の第4打席もスライダーを空振り三振と最後までタイミングが合わなかった。大谷にブーイングを浴びせ続けた地元ファンからは大歓声が上がった。
前日にはヤンキース・ジャッジとマリナーズ・ローリーが17号を放ち、両リーグ最多本塁打に大谷、フィリーズ・シュワバーの4人が並ぶ展開。この日の試合前にはジャッジがロッキーズ戦で2戦連発となる18号を放ち、両リーグ単独トップに立った。