ロッテのドラフトの歴史を振り返る!「神ドラフト」「残念ドラフト」はいつ?

5月26日(火)11時9分 ココカラネクスト

 ロッテのドラフトといえば、クジ運がめっぽう強い。7割近いドラフト抽選の勝率は12球団でも突出している。19年、4球団が競合したアマ最速163キロ右腕の佐々木朗希(大船渡)を井口資仁監督が引き当てたのは象徴的といえるだろう。

 ロッテの2000年代ドラフトを振り返ると、クジ運だけでなく、もう1つの特徴が見えてくる。マリーンズの「神ドラフト年」「残念ドラフト年」を探ってみた。

◆神ドラフト=「4人指名」年


12球団平均で6〜7人が指名されるドラフトで、ロッテは4人しか指名しない年が3度あったが、当たりの確率がすごい。大学社会人中心の指名で即戦力を求め、過半数がレギュラークラスで活躍している。

【2009年】
1 荻野貴司(トヨタ自動車)外野手
2 大谷智久(トヨタ自動車)投手
3 大嶺翔太(八重山商工)内野手
4 清田育宏(NTT東日本)外野手

育成
1 山室公志郎(青山学院大)投手

 09年は荻野、大谷、清田が大当たり。1位荻野は、投前バントや普通のショートゴロを内野安打にする俊足デビューでファンの度肝を抜いた。人気ゲーム「ファミスタ」の快足キャラ「ピノ」とかけて「オピノ」と呼ばれたことも。ケガで苦労も多いが、社会人同期の中継ぎ右腕・大谷と息の長い活躍で、さすがは「世界のトヨタ」といったところ。清田は入団1年目の10年日本シリーズで活躍し、日本一に貢献。15年にベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した。

【2011年】
1 藤岡貴裕(東洋大)投手
2 中後悠平(近大)投手
3 鈴木大地(東洋大)内野手
4 益田直也(関西国際大)投手

 11年は3位以下で指名した鈴木、益田が当たった。鈴木は勝負強い打撃、野手陣のまとめ役として長くチームを引っ張った(19年オフ楽天へFA移籍)。益田は1年目に新人王、2年目に最多セーブのタイトルを獲得。リリーフでフル回転し、19年まで通算88セーブ144ホールドをマーク。「4位」はかなりお買い得だった。1位藤岡(現巨人)は賛否わかれるが、18年に日本ハムへトレードされるまで21勝を挙げた。

【2012年】
1 松永昂大(大阪ガス)投手
2 川満寛弥(九州共立大)投手
3 田村龍弘(光星学院)捕手
4 加藤翔平(上武大)外野手

 12年の大当たりは松永と田村。松永は1年目からブルペン陣を支え、7年連続40試合登板と、ドラ1の役割を果たしている。3位田村は2000年代のロッテ「4人指名」年で唯一の高卒だが、巧みなインサイドワークで16年ベストナインを受賞するなど主戦捕手へと成長した。

◆残念ドラフト=2008年

1 木村雄太(東京ガス)投手
2 長野久義(ホンダ)外野手→入団せず
3 上野大樹(東洋大)投手
4 坪井俊樹(筑波大)投手
5 山本徹矢(神戸国際大付)投手
6 香月良仁(熊本ゴールデンラークス)投手

育成
1 木本幸広(日高高中津分校)投手
2 鈴江彬(BCリーグ信濃)投手
3 角晃多(東海大相模)内野手
4 生山裕人(四国九州IL香川)内野手
5 西野勇士(新湊)投手
6 岡田幸文(全足利クラブ)外野手
7 吉田真史(太田工)内野手
8 田中崇博(八日市南)投手

 横浜への入団拒否、裏金(栄養費)受け取り問題発覚など、入団前から騒がれた1位左腕・木村は通算1勝止まり。2位長野(現広島)は入団せず、散々なドラフトだった。大量指名した育成から西野、岡田が台頭したのが救い。計入団13人への先行投資を考えれば、厳しい評価の年となる。

【まとめ】
 少人数指名で結果を出し、クジ運もあるロッテは、ドラフトで存在感がある。一方で、抽選の「当たり」と、戦力としての「当たり」が比例していない印象を受けるのは、スーパースターといえる選手が近年出ていないせいからかもしれない。18年に3球団競合で引き当てた藤原恭大(大阪桐蔭)、注目度ナンバーワンの佐々木朗ら新戦力のブレークに期待したいところだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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