「彼はただそこに立っていたので…」197.8キロ“MLB史上最速弾”に同僚も驚愕「あんなに強い打球は見たことがない」
2025年5月26日（月）17時30分 ココカラネクスト
クルーズがメジャー史上最速の一発を放った(C)Getty Images
パイレーツのオニール・クルーズが現地時間5月25日（日本時間26日）、本拠地でのブルワーズ戦に「1番・中堅」で先発出場し、3回の第2打席で11号本塁打を放った。
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この本塁打の打球速度はなんと122.9マイル（約197.8キロ）を計測。2015年の「スタットキャスト」導入以降でメジャー史上最速で、2018年8月9日にヤンキースのジャンカルロ・スタントンが記録した121.7マイル（約195.9キロ）を超える強烈な打球はスタンド後方に流れるアレゲニー川に飛び込んだ。
米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は自身のXで「最も強烈なボールはオニール・クルーズのものだ」と、本塁打シーンの映像を添えて投稿した。
この日、先発した同僚のベイリー・ファルターはクルーズの最速弾を目の当たりにし「彼はただそこに立っていたので、ファウルボールだと思った」と、あまりの速さに驚愕し「とても印象的だった。あんなに強い打球は見たことがない。見ていて楽しいし、感動的だ」と、感激していた。
クルーズ自身も、『MLB公式サイト』によれば、「いい気分だよ。打てる球を探していたから、うまく捉えることができた。スタットキャスト史上、最も強烈なボールだと知って、さらに嬉しいよ」と満足気に語ったと伝えた。
クルーズはドミニカ共和国出身で、2021年にパイレーツでメジャーデビューし、昨季は146試合で打率.259、21本塁打、76打点の成績を挙げた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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