町田躍進は「オ・セフンらのおかげ」韓国人選手のプレーを母国紙誇示のワケ

2024年5月26日(日)10時8分 FOOTBALL TRIBE

オ・セフン 写真:Getty Images

 黒田剛監督率いる町田ゼルビアは、今月26日開催の明治安田J1リーグ第16節で浦和レッズと対戦する。この一戦を前に、韓国メディアが韓国代表MFナ・サンホ、FWオ・セフン、DFチャン・ミンギュに触れながら、町田の躍進ぶりに注目している。


 韓国紙『朝鮮日報』は今月24日に「J1リーグ昇格クラブ反乱を率いるK三銃士」という見出しのもと、「誰も町田がJ1優勝争いを展開するとは予想していなかった。堂々と“昇格クラブ神話”を書き下ろしている」として町田の好調ぶりを特集。


 同クラブの躍進を支えている選手として、ナ・サンホ、オ・セフン、チャン・ミンギュを挙げると、3選手の経歴を紹介している。その中で、オ・セフンについては「清水エスパルスでは、パスとテクニックを重視するスタイルに適応できなかった。町田はロングボールやフィジカル勝負を重視するので、空中戦での勝負強さを活かして攻撃のクオリティーを高めている」と、現所属クラブの戦術にフィットしていることを強調。


 「ナ・サンホはFC東京で失敗したが、町田では完全に適応している。ドリブル突破でチームに違いももたらしている」と綴ると、チャン・ミンギュについては「昨季終了後に韓国国内クラブからの関心もあったが、Jリーグでのプレー続行を選択した」と、ジェフユナイテッド千葉から町田移籍の裏側を伝えている。


 さらに『朝鮮日報』は、「オ・セフンとナ・サンホには、今月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選に臨む韓国代表に選出される可能性がある」とリポート。「Jリーグはこれまで韓国人選手たちが大きな成果を残した舞台だ」として、町田所属3選手のさらなる活躍を期待している。


 プレー強度の高さやスローイン、ロングスロー、ロングフィードを武器に、昇格組ながらもJ1リーグ首位を走っている町田。黒田監督の戦術にフィットしている韓国人選手の今後に注目が集まる。

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