【全仏OP】大坂なおみが初戦敗退 第10シード強豪に逆転負け 試合中に“ネイル処理”珍しい場面も
2025年5月26日(月)23時25分 スポーツニッポン
◇全仏オープンテニス 女子シングルス1回戦 大坂なおみ—パウラ・パドーサ(2025年5月26日 パリ・ローランギャロス)
大坂なおみ(27=フリー)が、1回戦で第10シードの強豪パウラ・バドーサ(27=スペイン)に7—6、1—6、4—6で逆転負けを喫し、初戦で姿を消した。
第1セットはタイブレークの末、7—6で先手を取った。
ところが第2セットになると集中力を欠き、1ゲーム目から5ゲーム連続で落とし、1—6で奪われた。
勝負の第3セットは第2ゲームで大坂が先にブレークしたが、第3ゲームでブレークバックを許す競った展開になった。
そこから両者譲らず一進一退の熱戦となったが、押し切られる形で大坂が4−6と逆転を許し、セットカウント1—2。1回戦で姿を消す結果となった。
第1セットの直後にはメディカルタイムアウトを求めた。ベンチに座った大坂は爪切りを取り出し、ネイルで飾られた爪を切り始める珍しい光景も。長い爪が自らの手のひらを傷つけていたようで、トレーナーがテーピングで応急処置する場面もあった。