86/BRZ第3戦:SUGO戦は全クラス、全レースでポール・トゥ・ウィン。プロシリーズは阪口良平連勝

5月27日(月)15時50分 AUTOSPORT web

 5月18〜19日、Gazoo Racing 86/BRZ Raceの第3戦がスポーツランドSUGOで開催され、2ヒート制となった決勝では、3クラスすべてポールシッターが2ヒートともトップを一度も譲らず、プロフェッショナルシリーズは阪口良平(大阪トヨタ86Racing)が、クラブマンシリーズEXPERTクラスは松井宏太(ネッツ青森アップルRC86DL)が、そしてクラブマンシリーズOPENクラスは安藤正明(C名古屋86Racing)が優勝を飾っている。


 プロフェッショナルシリーズでポールポジションを獲得したのは阪口。谷口信輝(KTMS 86)を0.070秒という僅差で下し、レコードタイムも更新する1分38秒975を記録した。


「けっこう風が吹いていたので、向かい風のホームストレートだけスリップストリームを使いたかった。そうしたら最終コーナーで(前を走るクルマに)くっつくことができ、あとは自分だけで走ることもできたので、絶妙のタイミングでした。そうでなければ、1分38秒台なんてタイム、見えてこない(笑)。でも、大事なのはここからです」と阪口。

86/BRZ Race第3戦SUGO、プロフェッショナルシリーズのスタート場面
86/BRZ Race第3戦SUGO、プロフェッショナルシリーズのスタート場面


 ヒート1のスタートはいまひとつだったが、1コーナーまでのアプローチでしっかり谷口を抑えた阪口は、早々に後続を引き離して一騎討ちを演じることに。強烈なプレッシャーに最後まで屈することなく、最後まで逃げ切った阪口が前回のヒート1以来の優勝を飾ることとなった。


「スタートは勘弁してください(笑)。でも、しっかり(谷口を)抑えることができたし、何よりポールを獲っていたのが大きかったですね。1回だけレインボーでギヤが弾かれて、谷口さんに近づかれましたが、ここは抜けないコースなので」と阪口。3位は小河諒(神奈川トヨタ☆DTEC86R)。チームメイトの近藤翼(神奈川トヨタ☆DTEC86R)をスタートでかわした後、終盤には菅波冬悟(OTG TN滋賀86)も加えてバトルを繰り広げたが、最後まで順位は動かなかった。


 ヒート2は、まるでヒート1のデジャブのような展開に。やや失敗気味の阪口のスタートに対し、谷口がラインを変えず1コーナーに向けて加速していくも、しっかり封じ込められて逆転ならず。また、その後方では小河が近藤に抜かれるという逆パターンに。

トップチェッカーを受けるは阪口良平(大阪トヨタ86Racing)
トップチェッカーを受けるは阪口良平(大阪トヨタ86Racing)


 唯一の違いは、近藤が小河を引き離し、中盤からは三つどもえのトップ争いを繰り広げたが、やはり順位変動はなく……。辛くも逃げ切った阪口が連勝を果たし、「やっぱりポールを奪えたことが、いちばん効きましたよね! 僕のペースは決して速くなかったから。途中、(近藤)翼が近づいてきたので、少しは楽になるかと思っていたけど、そうもいかず……。それでも、ずっと落ち着いて走れました」と笑顔で語った。


 対して連続2位に「予選がすべて。すっごく悔しい、2番がいちばん嫌いだから」と谷口は本音をポロリ。


 クラブマンシリーズEXPERTクラスは、「SUGOはいちばん走っているコースで、ヴィッツの頃にポール奪ったこともあって。その流れで、うまく走れました」と語る松井が86/BRZ Raceで初のポールを獲得。2番手には鶴賀義幸(栃木トヨタBS ED86)が、3番手には水野大(GRガレージ新大阪86DL)がつけた。


 ヒート1では好スタートを敦賀が切るも、シフトミスがあって松井をかわすことは叶わず。そればかりかヘアピンで水野にも抜かれてしまう。後続がバトルを繰り広げる間に、松井は1周目だけで2秒のリードを確保。その貯金を最後まで守り抜いた。


 一方、2周目にはファステストラップを記して、再逆転を狙っていた敦賀ながら、終盤にABSのトラブルに見舞われ、9位でゴールするのが精いっぱいだった。

クラブマン・エキスパートクラスを制した松井宏太(ネッツ青森アップルRC86DL)
クラブマン・エキスパートクラスを制した松井宏太(ネッツ青森アップルRC86DL)


 ヒート2でも松井は好スタートを切って、水野を寄せつけず。そのまま徐々に差を広げていってポール・トゥ・ウィンを達成した。


「やっぱり走り込んでいるコースなので、自信を持って挑めたというのが、いちばん大きかったと思います。スタートを決めて、1周目にプッシュしていけば大丈夫だろうと思っていて、実際そのとおりの展開になりました」と松井。


 2位の水野も終始単独走行。その後方では橋本洋平(カーウォッチBS86Revo)がトレイン状態の先頭を走り、最後まで意地で逆転を許さず3位を得ていた。


 クラブマンクラスOPENクラスも安藤が完全制覇。ヒート1はポールから好スタートを切って、予選2番手だった志賀俊方(C.S.I GR水戸インター1号)をしっかり抑えると、最後までバトルを繰り広げるも、逆転は許さず。3位は佐藤純一(ワコーズロゴス倉田86RG)が獲得した。


 ヒート2ではスタートで佐藤が志賀をパス。トップを守った安藤が、そのまま逃げて行く格好となっていた。「2ヒート制になってから全部勝っていて、このやり方は僕に合っているのかもしれません。昨日より余裕もって走れましたし。最後だけ抑えました、やらかしキャラなので(笑)。本当に何かやらかしたら、元も子もないですからね」と安藤。2位の佐藤は初めて表彰台に上がることとなった。


 3クラスともに予選がすべてという印象だった第3戦。次戦ではどんな展開が待ち受けるか。シリーズ第4戦は、6月15〜16日にオートポリスで開催される。


AUTOSPORT web

「BRZ」をもっと詳しく

「BRZ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ