朝倉海「昼にサインしました」UFC2戦目正式決定!8・16にランカーと対戦「実力を示す良いチャンス」

2025年5月27日(火)23時4分 スポーツニッポン

 総合格闘家で元RIZINバンタム級王者の朝倉海(31=JAPANTOPTEAM)が27日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。8月16日(日本時間17日)に開催される世界最高峰の格闘技団体「UFC319」でティム・エリオット(38=米国)と対戦することを正式報告した。

 同日にエリオットのマネジメント会社「イリディウム・スポーツ」が公式SNSで朝倉海VSエリオットの対戦を報告していた。

 海は「ついにUFC2戦目が決まりました」と開口一番。そして「イリディウム・スポーツ」のSNS投稿時点では試合のサインはしていなかったと明かした。「“出てるやん…マネージメント会社が出してたら正式でしょ”みたいな感じで…きょうの昼にサインをしました」と正式に試合のサインをしたことを報告した。

 エリオットは、16年には「TheUltimateFighter24フライ級トーナメント」決勝で扇久保博正を破って優勝。直近の試合では、23年12月のUFCファイトナイトでス・ムダルジから一本勝ちを奪って、現在はUFCフライ級11位とランクインしている。

 「実力を示す良いチャンス。デビュー戦となったタイトル戦は不完全燃焼だったので、しっかりKOできるかなと思います」と意気込んだ。

 現在は67キロぐらいで、6月中旬ごろから減量開始するという。「前回よりは楽かな。タイトル戦はシビアなんだけど、タイトル戦以外は1ポンドオーバーがOK。だからその1ポンドが大きいからね」と説明した。

 大会3週間前に渡米して、ラスベガスでトレーニングした後に大会1週間前前後から試合会場のシカゴに移動すると報告した。

 海は、24年6月にRIZINバンタム級王座を返上すると同時にUFC挑戦を発表。同年12月に決定したUFCデビュー戦は異例のタイトルマッチの特別待遇を受けた。しかし厳しい現実が待っていた。2R開始からいきなりバックを取られてピンチに。そのままテイクダウンを奪われると、バックチョークで失神負けを喫した。日本人初そしてアジア人初の男性UFC王者誕生とはならなかった。「負けた後は結構落ち込んだ。時間とお金をかけても勝てなくて、ちょっと悔しさがあった」と当時の心境を吐露した。

 「今年になって練習環境も変わって、いろんな技術も身につけているので成長も出来ている。そういう部分も見せたい」とUFC初勝利に向けて意気込んだ。

スポーツニッポン

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