JAF日本自動車連盟が国内モータースポーツ活動再開にむけ対応方針を示す

2020年5月28日(木)0時53分 AUTOSPORT web

 JAF日本自動車連盟は5月27日付けで、新型コロナウイルス感染拡大にともない日本政府から出されていた緊急事態宣言が解除されたことをうけ、一定の移行期間を設けた外出自粛、イベント等の開催制限要請等の段階的緩和策が各地方公共団体から示されたことにともない、日本国内のモータースポーツ活動再開に向けたJAFとしての今後の対応方針をホームページ(https://jaf.or.jp/common/news/2020/20200527-001)上に示した。


 JAFは新型コロナウイルスの影響にともない、JAF公認競技会やライセンス、公認審判員の講習会等に関しての延期告知や特例措置などを発表してきたが、緊急事態宣言が解除されたことをうけ、日本国内のモータースポーツ活動についても、段階的に再開が可能になってきたため。再開の際の対応方針について告知した。


 まずJAFは、公認競技会、JAF認定ライセンス・公認審判員講習会等について、『基本的な感染対策』を講じた対応を各主催者に依頼した。基本的な感染対策のあり方の例はPDF(https://jaf.or.jp/-/media/1/2590/2662/3188/20200527_1.pdf)で示されているが、モータースポーツならではの感染対策が例示されており、またBライセンス講習会等では、オンライン講習会の活用も推奨された。


 これらのJAF公認競技会、JAF認定ライセンス、公認審判員講習会等は開催環境構築状況により6月以降段階的に開催が求められているが、全日本選手権等の全国的なカレンダーについては、「7月以降に調整・再編成いただく」とされている。またF1やWRC等、FIA選手権のカレンダーは「固定とする」とされている。また、登録済カレンダーは原則固定、延期届出済カレンダーは開催日程の未定・確定に拘わらず、改めて調整・再編成するとした。


 今回JAFから公開された対応方針は、全日本選手権はもちろんさまざまな競技会にとっても重要な方針になりそうだ。


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