アロンソ、0.084秒差でポールを逃がす「スタートには自信がある。2番グリッドから勝利のチャンスをつかみたい」F1第7戦
2023年5月28日(日)11時1分 AUTOSPORT web
2023年F1モナコGPの土曜予選で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは2番手を獲得した。アロンソは、Q3での1回目のアタックでも最後のアタックでも、トップに立ったが、最終盤にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に逆転され、0.084秒の僅差で2番手に落ちた。アロンソがモナコをフロントロウからスタートするのは2007年以来のこと。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
FP3 14番手(1分13秒697:ソフトタイヤ/18周)
予選 2番手(Q1=9番手1分12秒886:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分12秒107:ソフトタイヤ/Q3=2手1分11秒449:ソフトタイヤ)
この結果に満足しなければならない。今年の僕たちは、土曜より日曜の方がパフォーマンスが良い傾向にあるが、モナコでフロントロウからスタートできるというのは、本当にポジティブな成果だ。
今日はやるべき仕事を成し遂げた。最後のランはとても良い出来だったと思う。それでも、チームから、「今、トップだ」と言われた時、その後、自分が2番手に落ちる可能性があることは分かっていた。
今日は、快適ではないレベルまで限界に挑戦し、たくさんのリスクを冒した。でも、僕たちは最終セクターでのペースが少し弱い。今後のレースのために、この点にしっかり目を向ける必要がある。
明日は、しっかり完走し、可能な限り最大のポイントを獲得することを目指していく。順調に戦えれば、表彰台に乗ることが期待できるだろう。それ以上のチャンスが訪れたときには、逃さず、しっかりつかみたい。
(予選後の会見で語り)モナコではポールポジションを獲ることが重要だが、今日はマックスの方が少し速かった。残念だよ。でも、フロントロウを確保できたのはとても大事なことだ。明日の決勝では、戦略で何ができるかを見ていく。天候に変化があれば、勝利を狙っていくよ。
ここはターン1までがとても短いけれど、僕たちは今年、スタートがとてもうまくいくことが多い。その点で、マックスは少し安定していないから、明日彼のスタートが失敗することもあるかもしれないよ。