「太田光代社長には怒られました」ピン芸人、あさひが語る「思い出のダービー馬」

ダニエルズ解散後、ピン芸人として活躍するあさひ氏

　好評連載中の特別企画「思い出のダービー馬」第3回はお笑い芸人のあさひが登場。

　あさひの心に残っているのは第87回（2020年）のダービー馬・コントレイル（父・ディープインパクト）だ。

【動画】2020年のダービー馬、コントレイルの圧巻の走り！

ーー僕は元々お笑いコンビ「ダニエルズ」として活動していたんですが、その2人で競馬配信をスタートしたのがコントレイルで競馬界が盛り上がっていた2020年だったんです。

　ダニエルズのお笑いスタイルもコントレイル好きになるきっかけだった。

ーー僕たちは漫才でなくコントを主にやっていました。そんな中、配信中にネタで「コントレイル」を「マンザイレイル」とボケたりしてたんですが、「馬の名前でボケないで！」とマネジャーさんや太田光代社長に怒られちゃった。そのほかにも「アーモンドアイ」を「ピーナッツユー」とかボケたりもしていましたね。

　レースでは直線半ばで堂々と先頭に立つと、2着サリオスを寄せ付ける間もなく、堂々と父ディープインパクト以来となる、無敗のダービー制覇を達成した。

ーー僕は穴党なんで、あまり1番人気は買わないんですけど「強い馬はやっぱり強いんだなー」と、衝撃を受けました。最初にディープインパクトを受けた馬です。

　コントレイルは現役を引退し、初年度産駒が今年の新馬戦から走り始める。あさひといえば昨年にコンビを解散すると、現在はピン芸人として現役続行している。

ーーいまのスタイルは、コントレイルじゃなく、フリップネタレイルです。でも、コントレイルの子供たちが今年デビューを迎えるのは楽しみですね。来年、ダービーに出てくる馬もいるかもしれません。そうやって歴史を眺めるのも競馬の面白さの1つですよね。