ドイツ語で労い続々も…パリ五輪代表・内野貴史のPK失敗が日本で揶揄される

2024年5月28日(火)12時4分 FOOTBALL TRIBE

内野貴史 写真:Getty Images

 今年6月のアメリカ遠征におけるU23日本代表メンバー入り、パリ五輪出場が期待されるフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属DF内野貴史。今月27日に行われたFW浅野拓磨擁するVfLボーフムとの入れ替え戦2ndレグでPKを外し、チームをブンデスリーガ昇格に導けなかった。その内野に対するSNS上での反応が話題になっている。


 デュッセルドルフは日本代表MF田中碧の活躍もあり、今季のドイツ2部リーグを3位でフィニッシュ。入れ替え戦1stレグで3-0と勝利し、昇格へ王手をかけていた。しかし2ndレグではポゼッションを握られる中、70分までに3失点。延長戦を無失点で凌いでPK戦に持ち込んだが、6一目のキッカーである内野がシュートを枠から大きく外したこともあり、5-6と敗北。あと一歩のところでブンデスリーガ昇格を逃した。


 それでも内野のインスタグラム投稿には、「悲しまないで!」「大丈夫だよ!」「負けたのは君のせいじゃない」などと、ドイツ語による労いや励ましのメッセージが多く寄せられているほか、一部の現地ファン・サポーターは「憎しみのメッセージを受け止めないで」と誹謗中傷投稿を無視するようアドバイスしている。


 一方、X(旧ツイッター)では内野がPKを外す時の動画が拡散。日本語で「流石に草」といった揶揄や「酷すぎる」「とんでもない枠外…」などと否定的なコメントが見受けられるが、それでも「内野が心配…」「内野、あの場面でPKキッカーできるのまじですごいと思う」という同情や称賛のメッセージも見受けられる。


 今年夏にパリ五輪という大舞台に立つ可能性がある内野。ブンデスリーガ昇格がかかった大一番での失敗に対して、現地のファン・サポーターと同じく、日本のサッカーファンにも同選手に対する最大限のサポートが求められる。

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