【J1リーグ2024】第16節ベストイレブン&ハイライトまとめ

2024年5月28日(火)12時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグ第16節の9試合が5月25日〜26日に開催された。前節首位へと返り咲いた町田ゼルビアは6位の浦和レッズと対戦。ゲーム終盤に劇的な勝ち越しゴールを上げて3連勝を果たした(2-1)。そんな首位町田を追う3位の鹿島アントラーズは、下位の北海道コンサドーレ札幌を相手に3-0と快勝。ヴィッセル神戸が敗れたこともあり2位へと浮上した。


また、5試合勝利のなかった16位ジュビロ磐田は18位の湘南ベルマーレと対戦。開始直後から追いかける試合展開となったが、最後は逆転に成功し久々の白星を挙げた。ここでは、そんな第16節で活躍した選手たちをベストイレブン形式でまとめていく。




早川友基 写真:Getty Images

GK:早川友基(鹿島アントラーズ)


3連勝を目指す鹿島アントラーズは第16節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半からリードを奪い3-0と好調ぶりを見せつける勝利を収めた。この試合、GK早川友基は無失点で終えたことはもちろん攻撃面でも存在感を見せた。質の高いフィードや縦へ鋭く差し込むパスで最後方から起点となり、また札幌の背後を狙う鋭いパスも胸でコントロールしてボールを保持するなど冷静さと技術の高さを見せつけ勝利に貢献した。



  • 最終スコア:3-0

  • 前節からの順位変動:鹿島(3位→2位)、札幌(19位→19位)




ドウグラス・グローリ 写真:Getty Images

DF:ドウグラス・グローリ(アビスパ福岡)


連敗脱出を狙った第16節のアビスパ福岡。アルビレックス新潟を相手に2-1と第13節以来となる勝利を収めた。このゲーム、4試合連続でスタメン出場したDFドウグラス・グローリは貴重な追加点に絡む働きを果たした。後半も終盤に入った時間帯、セットプレーの流れから前線でボールをキープし丁寧な落としでMF紺野和也のゴールをアシスト。後半アディショナルタイムにゴールを許したものの、十分に勝利を呼び込む活躍を見せたと言えよう。



  • 最終スコア:2-1

  • 前節からの順位変動:福岡(11位→11位)、新潟(15位→16位)




関川郁万 写真:Getty Images

DF:関川郁万(鹿島アントラーズ)


今季もDF植田直通と並び、鹿島不動のセンターバックとして活躍しているDF関川郁万。第16節の北海道コンサドーレ札幌戦でも安定感のあるプレーを数多く見せていた。守備では相手の前線へ供給されるパスに対して出足鋭く弾き返す強さと反応の速さを見せ、攻撃でも質の高い縦パスで攻撃の起点としての役割を果たすなど躍動。チームを2位浮上へ導く原動力となった。




安西幸輝 写真:Getty Images

DF:安西幸輝(鹿島アントラーズ)


直近は6戦負けなしで第16節の北海道コンサドーレ札幌戦を迎えた鹿島アントラーズ。最後まで得点を奪いに行く姿勢を見せ続け、終わってみれば3-0と快勝で3連勝を飾った。そんな今節、攻撃的な姿勢を象徴する存在となっていたのがDF安西幸輝だ。特に後半に入ってからは積極的に前線に顔を出して攻撃に厚みを持たせ、サイドの突破のみならず内側へ入ってのシュートも披露。ゴールやアシストこそなかったが、大きな存在感を示し勝利に貢献した。




前寛之 写真:Getty Images

MF:前寛之(アビスパ福岡)


2連敗中のアビスパ福岡は第16節でアルビレックス新潟と対戦。2-1と接戦を制して3試合ぶりの白星を挙げた。このゲームでMF前寛之が魅せた。安定した中盤での冷静なパスさばきはもちろん、前半終盤に差し掛かった時間帯にやや距離のある直接フリーキックから先制点をマーク。鮮やかな今季初ゴールでチームの連敗脱出に大きく貢献した。


翁長聖 写真:Getty Images

MF:翁長聖(東京ヴェルディ)


前節で町田ゼルビアに大敗を喫した東京ヴェルディは、第16節でヴィッセル神戸と対戦。立て続けに上位勢との対戦となったが、今節は1-0と接戦を制して4試合ぶりとなる勝利を収めた。そんな試合で貴重なゴールをもたらす活躍を見せたのがMF翁長聖だ。右サイドからクロスを供給すると、相手MF山口蛍がクリアしきれずそのままゴールへ。オウンゴールを誘発する低く鋭いクロスでチームを勝利へと導いた。



  • 最終スコア:1-0

  • 前節からの順位変動:東京V(12位→12位)、神戸(2位→3位)




山田大記 写真:Getty Images

MF:山田大記(ジュビロ磐田)


直近は3連敗を含む5試合未勝利で第16節の湘南ベルマーレ戦を迎えたジュビロ磐田。今節も開始早々に失点し、序盤から追いかける苦しいゲーム展開となった。そんな中、前半のアディショナルタイムに反撃の狼煙となるゴールを挙げたのがMF山田大記だ。エリア内でわずかな隙間を使った連携から、鋭いシュートをゴールへ突き刺し今季初ゴールをマーク。後半の逆転劇へつながるゴールで勝利に大きく貢献した。



  • 最終スコア:3-2

  • 前節からの順位変動:磐田(16位→13位)、湘南(18位→18位)




名古新太郎 写真:Getty Images

MF:名古新太郎(鹿島アントラーズ)


北海道コンサドーレ札幌を相手に3-0と快勝した第16節の鹿島アントラーズ。このうち2ゴールを挙げる活躍を見せたのがMF名古新太郎だ。前半も終盤に入った時間帯、背後へ抜け出し一度はシュートを弾かれるも押し込んで先制点をマーク。すると、後半には相手のクリアミスを逃さず冷静にコースを突いたシュートで追加点をもたらし勝利の立役者となった。




ウェルトン 写真:Getty Images

FW:ウェルトン(ガンバ大阪)


直近4戦負けなしのガンバ大阪は第16節でFC東京と対戦。終盤まで均衡が破られない緊迫したゲーム展開の中、途中出場したMF山田康太のゴールを守り切り2連勝を果たした。FWウェルトンはこの試合、前半から身体の強さを見せつけるボールキープからチャンスを作るなど躍動。そしてゲーム終盤には、右サイドでのボールキープからマイナスのパスで先制点をアシストし勝利の立役者となった。



  • 最終スコア:1-0

  • 前節からの順位変動:G大阪(4位→4位)、FC東京(8位→9位)




平河悠 写真:Getty Images

FW:平河悠(町田ゼルビア)


3連勝を狙う町田ゼルビアは第16節で浦和レッズと対戦。後半アディショナルタイムに勝ち越しに成功し、劇的な勝利で連勝を伸ばした。前半を互いにスコアレスで折り返したこのゲーム、後半の早い時間に均衡を破るゴールを挙げたのがFW平河悠だ。背後を狙う動き出しからシュートを放ちGKが弾くも自ら押し込んで先制点をマーク。自身にとって第3節以来となる久々のゴールでチームの勝利に貢献した。



  • 最終スコア:2-1

  • 前節からの順位変動:町田(1位→1位)、浦和(6位→6位)




マテウス・ペイショット 写真:Getty Images

FW:マテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)


6試合ぶりの勝利を目指すジュビロ磐田は第16節で湘南ベルマーレと対戦。開始直後の失点で出鼻をくじかれ、その後追加点も許したがゲーム終盤逆転に成功し勝利を収めた。そんな逆転劇に大きく貢献したのがFWマテウス・ペイショットだ。ゲーム終盤、相手から離れながらボールを受けると冷静なシュートで同点ゴールをマーク。ポストプレーでも存在感を発揮し、チームを勝利に導く原動力となった。

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