井上尚弥 弟・拓真と一緒にリングサイドで大橋ジムの仲間たちを応援!
2025年5月28日(水)17時37分 スポーツニッポン
プロボクシングダブル世界戦の興行が28日、横浜BUNTAIが行われた。リングサイドには世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と元WBA世界バンタム級王者の井上拓真(29=大橋)の兄弟が来場して、リングサイドで試合を見守った。
大会序盤から大橋ジムの仲間たちの試合をリングサイドから見守ったのが井上兄弟だった。
尚弥は日本時間5日に米・ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=メキシコ)を8回45秒逆転TKO勝利。プロデビューから30連勝で4団体王座4度目の防衛に成功した。
今後は9月名古屋でWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との対戦が「契約完了」している状態である。その後は12月には1試合限定でフェザー級に上げてWBA王者ニック・ボール(28=英国)との対戦プランが進められている。その先には、来年5月WBCバンタム級王者・中谷潤人との“夢の対決”が期待されている。
弟・拓真は昨年10月に堤聖也(29=角海老宝石)に判定で敗れ、王座陥落。その後、父の真吾トレーナーらに相談し「何かここで辞めるのだったら、もう1度頑張って、そこでダメだったらと。自分自身もやりきれたかといえばやりきれていない。まだまだ伸びしろもあるし。多分、辞めていたら悔いが残る。ここから悔いなくやっていこうかなと思いました」と1カ月考えて、現役続行を決断した。