羽生結弦さんリンクに降臨、仙台のスケート場が国際規格に改修…7月に記念アイスショー
2025年5月28日(水)18時21分 読売新聞
7月5日にスケートリンクが開業する「ゼビオアリーナ仙台」(仙台市太白区で)
仙台市は27日、改修が続いていた「ゼビオアリーナ仙台」(同市太白区)が7月5日にリニューアルオープンすると発表した。同日は新たに整備された国際規格を満たす通年型スケートリンクで、仙台市出身のプロフィギュアスケーター・羽生結弦さんら市ゆかりのトップスケーターによる記念アイスショーが行われる。
アイスショーは午後1時半〜同2時半に開催。羽生さんのほか、本田武史さん、鈴木明子さん、本郷理華さんらも加わり、新設された国際規格(縦30メートル、横60メートル)のスケートリンクで演技を披露して花を添える。
チケット(1階席は税込み8000円、2階席5000円、3階席3000円)は抽選となり、6月1〜8日に市民を対象に1700席分を先行販売。一般販売は同10〜16日に実施する。
7月6日には、市民がアイススケートやバスケットボールを無料で体験できるイベントも開催。郡和子市長は27日の定例記者会見で、「スケートリンクと多目的アリーナを併用できる施設は全国的にもほとんど例のないもの。施設の魅力を存分に楽しんでもらえるよう準備を進める」とアピールした。
同アリーナは、所有者のゼビオホールディングス(HD)が改修した後、市へ6月2日に寄付。開館後は同HDの子会社が指定管理者として運営することが決まっている。