PSG移籍の可能性は?小杉啓太、去就問われ「感謝している」と語ったワケ
2025年5月29日(木)10時15分 FOOTBALL TRIBE

湘南ベルマーレ下部組織から海外移籍を果たしたスウェーデン1部ユールゴーデンIF所属のU20日本代表DF小杉啓太には、パリ・サンジェルマン(PSG)や日本代表FW前田大然、MF旗手怜央擁するセルティックなど複数クラブからの関心が報じられている。そのステップアップ移籍の可能性について、同選手やユールゴーデンIF幹部が語っている。
スウェーデンメディア『Sportbladet』は5月28日、小杉本人へインタビュー。本人はPSG移籍報道や自身の去就について、「具体的なオファーがあったわけではないので、何とも言えない。様々なクラブから関心を寄せられているのは事実だし、そのことに感謝している」とコメント。「移籍期間は8月までであり、まだ3か月もある。何が起こるか分からない」と、今夏残留を明言しなかったという。
また、ユールゴーデンIFのボッセ・アンデションSD(スポーツディレクター)は「このような情報が出てきたことに驚いていない」とした上で、「多くのクラブが彼を追いかけているが、正式オファーが無い限り、単なる憶測に過ぎない」とコメント。PSGからのオファーは現時点で届いていないという。
さらに小杉の父親は息子の今後について「最も重要なのは、息子が自分にとって最善の選択をすることだ。ただ、現時点ではほとんど噂にすぎない」と、移籍報道に反応。イタリア国内の一部報道によると、同選手にはPSG、セルティック、アタランタの他にポルトガル1部ベンフィカも関心を寄せているとのことだ。
2024年3月に湘南ベルマーレの下部組織からユールゴーデンへ移籍した小杉。同年9月から左サイドバックでレギュラーに定着しているが、現行の契約期間は2027シーズン終了後まで。2025年夏にステップアップ移籍となれば、ユールゴーデンが相応の移籍金を要求し、古巣の湘南に連帯貢献金が支払われる見込みだ。