元柏レイソルFWオルンガが「移籍を決断」と現地報道!「移籍先は…」
2025年5月29日(木)9時41分 FOOTBALL TRIBE

柏レイソル在籍時にJ1リーグ得点王とJリーグMVPのタイトルを獲得したケニア代表FWマイケル・オルンガは、2024/25シーズン限りでカタール1部アル・ドゥハイルSCを退団することが決定的に。Jリーグ移籍を望む声が相次ぐなか、同選手の今後が現地で報じられている。
オルンガの去就を巡っては、中東のサッカー事情に詳しいジャーナリストのモハメド氏が5月22日、アル・ドゥハイルSC退団の可能性を伝えたほか、『afrik-foot』は南アフリカ1部カイザー・チーフスFCからの関心を報道。UAE国内クラブからの関心も取りざたされていた。
すると中東メディア『365スコア』は28日、同選手に近い関係者の話として「オルンガが移籍を決断」とリポート。これによると、選手サイドはUAE国内クラブへ移籍しないとのこと。記事では「彼は別の経験を求めており、数週間以内に発表する予定だ。UAE移籍の可能性を閉ざした。次の移籍先は彼にとってエキサイティングなものになるだろう」と綴られているほか、同選手の市場価値を750万ユーロ(約12億2,900万円)とした上で「金銭的価値も高くなるだろう」と予想している。
現在31歳のオルンガは、2018年8月から2シーズン半にわたり柏でプレー。圧倒的な決定力でJ1昇格の立役者になったほか、2020シーズンにJ1リーグ戦で28ゴールを挙げ、J1リーグ得点王とJリーグMVPに輝いた。
そしてアル・ドゥハイルSCでも2022/23シーズンまで2年続けてカタール1部得点王のタイトルを獲得するなど、絶対的ストライカーとして活躍。2023年2月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦では、日本代表DF谷口彰悟とマッチアップしたことで話題を呼ぶなど、引き続き日本のサッカーファンから熱視線を注がれている。
2023年にトルコ1部ガラタサライやスコットランド1部レンジャーズからの関心が報じられるなど、欧州移籍の可能性も取りざたされていたオルンガ。現時点で移籍先のクラブが明らかになっていないだけに、同選手からの発表を多くのサッカーファンが待ちわびているはずだ。