西野J、W杯メンバー23選手選考の現状。落選は中盤から前線の選手? 練習で見えた序列とは

5月29日(火)11時30分 フットボールチャンネル

GK、DF、WBは当確か

日本代表は30日にガーナ代表と対戦する。この一戦は選手たちにとって最初で最後の実戦でのアピールの場となる。当落線上の面々にとっては結果が求められ、中核を担うであろう男たちにも安定したプレーが期待される。ロシアワールドカップに臨む23人はどのような顔ぶれになるのだろうか。(取材・文:青木務)

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 ガーナ代表戦翌日の31日、ロシアワールドカップに臨む日本代表メンバー23人が発表される。サッカー選手が夢見る大舞台に立つのは誰になるのだろうか。ポジション別に見ていきたい。新たな選手を追加招集する可能性もゼロではないが、ここでは国内合宿に参加している26人の中から予想していく。

 まず、GKは現状のメンバーが濃厚。 右頬骨骨折、右眼窩底骨折でフェイスガードを着用してのプレーとなっている東口順昭だが、プレーを見ても状態は問題ない様子だ。

 また、明治安田生命J1リーグ第15節・名古屋グランパス戦で負傷し、脳しんとう、頸椎捻挫と診断された中村航輔は、合流当初は別メニュー調整で経過を観察していたが、27日の公開練習ではGKトレーニングをこなしている。

 そして、3大会連続でゴールマウスを守ることが期待される川島永嗣のコンディションも上々だ。GK陣は彼ら3人でロシアに乗り込むことになるだろう。

 DF陣もほぼ確定と見られる。吉田麻也槙野智章はヴァイッド・ハリルホジッチ前監督体制でも主力を務め、昌子源もそれに続いた。怪我など余程のことがない限り、彼らはロシアに向かうのではないか。3バックを採用するならリベロに入ると思われる長谷部誠も、不可欠な存在だ。

 遠藤航は右サイドバックやボランチにも対応でき、植田直通は主力CBが起用できない状況になった場合に必要な人材である。

 サイドでは長友佑都、酒井高徳、酒井宏樹は当確。いずれもウイングバックもこなし、長友と酒井高は左右でプレー可能だ。

 守備陣のメンバーがこれで固まったと考えれば、中盤から前の選手が落選の対象となる。

香川に求められる結果。三竿はアンカー起用も視野に?

 3バックの戦術練習で山口蛍は常にダブルボランチの一角に据えられており、ファーストチョイスだと思われる。彼のパートナーには柴崎岳と大島僚太が入っている。

 そのため、井手口陽介と三竿健斗の序列が高くないように映る。井手口は所属クラブで満足な出場機会を得られぬまま合流となった。その分、本人のモチベーションは高いはずだが、試合勘など不安な面はある。

 三竿もアピールできているとは言い難い。ただ26日の練習で、チームはいくつか布陣を試した中で[4-3-3]にも取り組んでおり、そこで三竿はアンカーを務めた。身長181cmと海外の選手と比較すれば小柄だが、日本代表のフィールドプレーヤーでは長身の部類に入る。果敢にボールを刈りに行くスタイルが持ち味だが、バランサーにもなれる。他のボランチとは異なる特徴も備えており、オプションとして残しておく手はある。

 アタッカーの人選も悩みどころだ。原口元気は右ウイングバックにトライしており、“ポリバレント性”が評価されるのではないか。宇佐美貴史は2シャドーの一角の第一候補。本田圭佑も当落線からは一歩抜け出た印象だ。CFの優先順位は、戦術練習を見る限り大迫勇也、岡崎慎司、武藤嘉紀の順番だろう。

 そうなると香川真司、浅野拓磨、武藤はガーナ戦でインパクトを残す必要がある。部分合流にとどまっている乾貴士の状態も気になるところ。

 特に香川、浅野、武藤の3人は、競争相手である乾と岡崎のコンディション次第でメンバー入りの確率が上下するのではないか。

 短い準備期間の中、西野朗監督はどのような決断を下すのか。ロシア行きの切符を手にする23人の顔ぶれは、31日に発表される。

(取材・文:青木務)

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