【リーグワン】神戸、3位決定戦の相手は20連敗中の埼玉 新人LO本橋拓馬が初のメンバー入り
2025年5月29日(木)14時43分 スポーツニッポン
ラグビーリーグワンの神戸は29日、31日のプレーオフ3位決定戦・埼玉戦(秩父宮)に向けて神戸市内で調整した。
同日にメンバーが発表され、3—31で敗れた準決勝BL東京戦から先発4人が変更。PR具智元、HOジョージ・ターナー、FLソロモネ・フナキ、WTBイノケ・ブルアがスタメンに名を連ねた。また、リザーブには帝京大出身の新人LO本橋拓馬(23)が入った。編成したデイブ・レニーHCは「メンバーは変わっているが競争レベルは落ちていない」とした上で、3位決定戦への思いを口にした。
「先週末に自分たちの仕事をやり切れなかった残念な気持ちはまだ残っているが、もう一度、会社や街を代表して戦えるチャンスが来た、というところは話してきた。このチーム、このメンバーでできる試合は今回が最後。そこもチームのモチベーションになる」
埼玉との対戦は、トップリーグ時代に挙げた03年の白星を最後に、1分けを挟んで20連敗中。天敵相手だが、FB李承信は「20年近く勝利できていないチームで、間違いなくチャンピオンになれるようなチーム。そこに勝利を収めて自分たちの強さを証明したい」と意気込む。
リーグワンデビューのチャンスを得た1メートル93、116キロの日本人離れしたフィジカルを誇る本橋も「メンバーに入れて光栄。あとは思いっきりやるだけ」と言葉に力を込めた。