鹿島が伝統の一戦を制して4連勝! 計5発の打ち合いで横浜FMに逆転勝利
2024年6月1日(土)17時0分 サッカーキング
2024明治安田J1リーグ第17節が1日に行われ、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスが対戦した。
Jリーグ開幕から唯一途切れなく続いている伝統の一戦が、『国立競技場』にて開催。前節2位に浮上した鹿島と、ミッドウィークに柏を4−0で粉砕した横浜FMが激突した。
試合のスコアが動いたのは10分、横浜FMが先制した。敵陣深い位置でプレスをかけて相手のミスパスを誘い、ルーズボールを回収した井上健太がペナルティエリア手前からシュート。これは相手GK早川友基に防がれたものの、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが押し込んだ。
鹿島は33分、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得し、キッカーの名古新太郎がゴール前に柔らかい浮き球を供給。これを植田直通が頭で折り返し、ゴール前の関川郁万が合わせてヘディングシュートを叩き込んだ。しかし、関川の位置がオフサイドだったため、得点は取り消された。
その後も両チームに決定機が訪れたものの、前半のうちに次のゴールは生まれず。横浜FMが1点リードで折り返す。
57分、鹿島が試合を振り出しに戻す。人数をかけて敵陣に押し込み、右サイドから名古新太郎がクロスを供給。ゴール前でチャヴリッチが合わせたシュートは相手にブロックされたが、ペナルティエリア左でこぼれ球を回収した鈴木優磨が左足で流し込んだ。
横浜FMは62分に勝ち越しのチャンス訪れる。左コーナーキックにエドゥアルドが合わせたヘディングシュートが相手GK早川に防がれると、こぼれ球に加藤蓮が反応。しかし、これも早川に抑え込まれて得点には至らない。一方の鹿島は65分、チャヴリッチが強烈なロングシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。
次の1点が生まれたのは74分、鹿島が逆転に成功する。左サイドに開いた鈴木が中央の知念慶に預け、知念はファイナルサードまで運んでから右サイドを駆け上がった濃野公人に託す。濃野がペナルティエリア右で右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
そして84分、鹿島がリードを広げる。左サイドでフリーキックを獲得し、キッカーの樋口雄太がゴールに向かうボールを供給。関川がドンピシャのヘディングシュートを叩き込み、今回は正真正銘のスコアラーとなった。
後半アディショナルタイム4分、横浜FMが1点を返す。左サイドから宮市亮が柔らかいクロスを供給。ゴール前に飛び込んだ植中朝日が頭で合わせて押し込んだ。
しかし、横浜FMの反撃は一歩及ばず、鹿島が逃げ切って3−2で勝利した。鹿島は4連勝、横浜FMはリーグ戦3試合ぶりの黒星となった。次節はカップ戦や天皇杯を挟んで2週間後に行われ、鹿島は16日にホームでアルビレックス新潟と、横浜FMは15日にホームでFC町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3−2 横浜F・マリノス
【得点者】
0−1 10分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1−1 57分 鈴木優磨(鹿島)
2−1 74分 濃野公人(鹿島)
3−1 84分 関川郁万(鹿島)
3−2 90+5分 植中朝日(横浜FM)
【ゴール動画】鹿島、エース鈴木優磨が同点弾! 好調・濃野公人が逆転弾!
Jリーグ開幕から唯一途切れなく続いている伝統の一戦が、『国立競技場』にて開催。前節2位に浮上した鹿島と、ミッドウィークに柏を4−0で粉砕した横浜FMが激突した。
試合のスコアが動いたのは10分、横浜FMが先制した。敵陣深い位置でプレスをかけて相手のミスパスを誘い、ルーズボールを回収した井上健太がペナルティエリア手前からシュート。これは相手GK早川友基に防がれたものの、こぼれ球をアンデルソン・ロペスが押し込んだ。
鹿島は33分、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得し、キッカーの名古新太郎がゴール前に柔らかい浮き球を供給。これを植田直通が頭で折り返し、ゴール前の関川郁万が合わせてヘディングシュートを叩き込んだ。しかし、関川の位置がオフサイドだったため、得点は取り消された。
その後も両チームに決定機が訪れたものの、前半のうちに次のゴールは生まれず。横浜FMが1点リードで折り返す。
57分、鹿島が試合を振り出しに戻す。人数をかけて敵陣に押し込み、右サイドから名古新太郎がクロスを供給。ゴール前でチャヴリッチが合わせたシュートは相手にブロックされたが、ペナルティエリア左でこぼれ球を回収した鈴木優磨が左足で流し込んだ。
横浜FMは62分に勝ち越しのチャンス訪れる。左コーナーキックにエドゥアルドが合わせたヘディングシュートが相手GK早川に防がれると、こぼれ球に加藤蓮が反応。しかし、これも早川に抑え込まれて得点には至らない。一方の鹿島は65分、チャヴリッチが強烈なロングシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。
次の1点が生まれたのは74分、鹿島が逆転に成功する。左サイドに開いた鈴木が中央の知念慶に預け、知念はファイナルサードまで運んでから右サイドを駆け上がった濃野公人に託す。濃野がペナルティエリア右で右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
そして84分、鹿島がリードを広げる。左サイドでフリーキックを獲得し、キッカーの樋口雄太がゴールに向かうボールを供給。関川がドンピシャのヘディングシュートを叩き込み、今回は正真正銘のスコアラーとなった。
後半アディショナルタイム4分、横浜FMが1点を返す。左サイドから宮市亮が柔らかいクロスを供給。ゴール前に飛び込んだ植中朝日が頭で合わせて押し込んだ。
しかし、横浜FMの反撃は一歩及ばず、鹿島が逃げ切って3−2で勝利した。鹿島は4連勝、横浜FMはリーグ戦3試合ぶりの黒星となった。次節はカップ戦や天皇杯を挟んで2週間後に行われ、鹿島は16日にホームでアルビレックス新潟と、横浜FMは15日にホームでFC町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3−2 横浜F・マリノス
【得点者】
0−1 10分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1−1 57分 鈴木優磨(鹿島)
2−1 74分 濃野公人(鹿島)
3−1 84分 関川郁万(鹿島)
3−2 90+5分 植中朝日(横浜FM)
【ゴール動画】鹿島、エース鈴木優磨が同点弾! 好調・濃野公人が逆転弾!