MotoGPイタリアGP予選:ロッシが2016年以来今季初ポール奪取。2番手はドゥカティのロレンソ

2018年6月2日(土)22時34分 AUTOSPORT web

 MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロ・サーキットで2日目の予選を行い、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が1分46秒208でポールポジションを獲得した。


 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのは2日目午前中に行なわれたフリー走行3回目にトップタイムを記録したマルク・マルケス(ホンダ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたジャック・ミラー(ドゥカティ)とマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は気温26度、路面温度47度のドライコンディションで争われた。


 1回目のアタックでトップに立ったのはマルケス。マルケスは開始5分40秒すぎにポールレコードを更新する1分46秒454を記録。しかし、初日総合トップ、フリー走行4回目でもトップタイムを記録していたアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が開始6分30秒すぎにマルケスのタイムを更新する1分46秒347を記録してトップに浮上。1回目のアタックを終える。


 2回目のアタックではセッション終了まで残り約2分となった速い段階でロッシが1分46秒208を記録してトップに浮上。ロッシを筆頭にさらにアタックが続行されたが、このタイムを更新する者は現れず、ロッシが今シーズン初2016年日本GP以来、ムジェロのイタリアGPでは2016年ぶりとなるポールポジションを獲得した。


 2番手に残り2分を切ったところで1分46秒243を記録したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が続き、今シーズン初フロントロウを獲得。Q1からQ2に進出したビニャーレスが1分46秒304を記録して3番手フロントロウへとジャンプアップを果たした。


 イアンノーネは終盤に自己ベストを更新できず、1分46秒347で4番手に。終盤のアタックで1分46秒445を記録したダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が5番手に浮上し、マルケスは1分46秒454で6番手に終わった。


 7番手に1分46秒500でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、8番手に1分46秒813でカル・クラッチロー(ホンダ)、9番手に1分46秒830でヨハン・ザルコ(ヤマハ)、10番手に1分46秒909でアレックス・リンス(スズキ)の順で続き、ミラーは1分46秒998で11番手、フリー走行総合8番手で初のQ2進出となったフランコ・モルビデリ(ホンダ)は1分47秒002で12番手終わったが、ルーキートップとなった。


 以下、Q1のタイム順にティト・ラバット(ドゥカティ)は1分46秒908で13番手ハフィス・シャーリン(ヤマハ)は1分47秒188で14番手、ポル・エスパルガロ(KTM)は1分47秒335で15番手。16番手に1分47秒708でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、17番手に1分47秒818でブラッドリー・スミス(KTM)が続き、中上貴晶(ホンダ)は1分47秒868で18番手に。


 以下、19番手に1分47秒989でトーマス・ルティ(ホンダ)、20番手に1分48秒065でダニ・ペドロサ(ホンダ)、21番手に1分48秒286でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、22番手に1分48秒532でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、23番手に1分48秒744でスコット・レディング(アプリリア)、24番手に1分48秒794でチャビエル・シメオン(ドゥカティ)の順で続き、初日に転倒を喫したミケーレ・ピロ(ドゥカティ)は経過観察のため入院し、2日目は走行しなかった。


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