ビジャレアル、9年間在籍したGKアセンホの退団を発表…GKではクラブ最多の258試合に出場

2022年6月2日(木)7時9分 サッカーキング

ベテランGKがビジャレアルを後に [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 ビジャレアルは6月1日、元スペイン代表GKセルヒオ・アセンホの退団をクラブ公式HP上で発表した。

 アセンホは1989年6月28日生まれの現在32歳。バジャドリードでプロキャリアをスタートさせると、2009年夏にアトレティコ・マドリードへのステップアップを果たした。2010−11シーズン途中にはマラガへのレンタル移籍を経験。マラガでは加入直後から正GKに君臨したものの、右膝前十字靭帯を損傷したことから離脱を強いられ、シーズン終了後にアトレティコ・マドリードへと復帰した。

 2013年夏にビジャレアルへとレンタル移籍で加入。守護神としてシーズンを戦い抜くと、翌年には完全移籍へと切り替わった。以降は大ケガもあったものの、離脱していない時にはビジャレアルのゴールマウスに君臨し続け、最後尾からチームを支えた。しかし、迎えた2021−22シーズンは正GKの座をアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジに明け渡し、自身は第2GKの立ち位置に。最終的には公式戦8試合の出場にとどまっており、契約満了となる同シーズン限りでの退団が決定した。

 ビジャレアルはクラブ公式HPにて、「セルヒオ・アセンホの9年間の貢献、献身性、プロ意識に感謝するとともに、彼の今後の活躍を願っています」と別れのメッセージを残した。長らくビジャレアルのゴールマウスを守ったアセンホを「GK以上の存在。ビジャレアルの伝説」と称している。

 なお、公式戦258試合出場という記録は、元スペイン代表GKディエゴ・ロペス(現エスパニョール)の230試合を上回る、ビジャレアルのGKで最多の数字となっている。

サッカーキング

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