レアル最終戦で6度目のCL制覇…クロース「このような形で去りたかった」

2024年6月2日(日)11時51分 サッカーキング

レアル・マドリードでの最終戦を終えたクロース [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが、同クラブでの最終戦を終えた心境を明かした。1日、クラブ公式サイトが伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝が1日に行われ、レアル・マドリードがドルトムントと対戦。74分にクロースの蹴ったCKからダニエル・カルバハルが先制点を決めると、83分に相手のミスから最後はヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪い、2−0で勝利。2021−22シーズン以来2年ぶり、“前人未到”通算15回目の優勝を果たした。

 先月21日に今夏行われるEURO2024をもって現役を引退することを発表したクロースはこの試合も先発出場を果たし、86分までプレーして先制点をアシストするなど、勝利に貢献。なお、同選手にとっては6度目のCL制覇となり、フランシスコ・ヘント氏や同僚のナチョ・フェルナンデス、ルカ・モドリッチ、カルバハルらと並んで史上最多タイの優勝回数となっている。

 また、レアル・マドリードでの公式戦465試合目の出場となったクロースは、ドルトムント戦に勝利したことで通算勝利数が「300」に到達。その内訳はラ・リーガ(201勝)、CL(69勝)、コパ・デル・レイ(11勝)、クラブワールドカップ(9勝)、スペインスーパーカップ(7勝)、UEFAスーパーカップ(3勝)となっている。

 レアル・マドリードでのキャリアを終えたクロースは試合後、「こんな風に去るつもりだった。素晴らしい雰囲気の中で先週は本当に楽しかったけど、決勝戦にも集中していた。この試合に勝ちたかったし、今週はそのための準備をしていた」と語りながら、次のように続けた。

「前半はうまくいかなかったけど、このチームは常に前進をし続けるし、勝つためにはゴールを決めなければならないので、問題ではなかった。こんな風に去ることができて本当に嬉しいし、これ以上の方法はない」

「この10年間で経験したことは忘れられないものであり、懐かしくなる時もあると思う。でも、違う人生を送りたいからこの決断をした。寂しくなるだろうけど、このような形で去りたいと思っていたから、とても幸せだよ」


【ハイライト動画】ドルトムントvsレアル・マドリード

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