ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第6戦イタリアGP 予選レポート

2018年6月3日(日)15時41分 AUTOSPORT web

鳥羽がイタリアGP予選で10番グリッドを獲得
アティラプワパは10列目から決勝へ


Rd.06 イタリアGP/ムジェロ・サーキット
2018年6月2日(土)
コンディション: ドライ
気温: 26℃ 路面: 47℃


 土曜午後の予選でHonda Team Asiaの鳥羽海渡は10番手タイムを記録。明日の決勝は4列目10番グリッドからスタートします。チームメートのナカリン・アティラプワパは予選28番手タイム。10列目28番グリッドから決勝レースに挑みます。


 午前のFP3で、アティラプワパは今日の目標にしていた1分48秒台に到達。鳥羽はセッション終盤に7コーナーで転倒を喫しましたが、幸いにも大きな負傷はありませんでした。


 鳥羽は、午後の予選でも安定して戦闘力の高い走りを見せ、ポールポジションからわずか0.632秒差の1分57秒266に到達。アティラプワパは午前からさらにラップタイムを更新し、1分58秒578がベストタイムでした。


 明日の日曜は、現地時間午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。20周で争うMoto3クラスのイタリアGP決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。


鳥羽海渡 (10番手 / 1’57.266 / +0.632)


「朝のFP3では大きな転倒を喫してしまいましたが、チームが完ぺきにバイクを修復してくれたおかげで、午後はなんの問題もなく走ることができました。タイム差は非常に接近しているので、10番手からのスタートは悪くないと思います。マシンもいい状態に仕上がっているので、決勝では確実にトップグループで争えると思います」


ナカリン・アティラプワパ (28番手 / 1’58.578 / +1.944)


「今日は、予選の序盤で転んでしまったのが残念です。チームがバイクを修復してくれて、最後の5分で再びコースインできたので、ラップタイムを更新するために全力で走りました。明日はがんばって前のグループについていき、全力で挑みます」


青山博一 チーム監督


「今までの海渡は、転倒後にうまく走れなくなることが多かったのですが、今回はしっかりとタイムアップを果たしてくれたので、よかったと思います。決勝レースでも、きっといい位置を争ってくれるでしょう。ナカリンは、もっと上のポジションにいる力がある選手だと思うので、今日の予選は残念です。明日はレース戦略をしっかりと組み立てて、いいレースにしてほしいです」


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