「リセットして集中し直す時間を取ることが重要だった」リカルド、バクーに向けて体制を立て直す

2021年6月4日(金)7時0分 AUTOSPORT web

 マクラーレンのダニエル・リカルドは、パフォーマンスが振るわなかった第5戦モナコGPの後、「リセットして集中し直す」ための時間をとり、バクーで反撃に出る準備ができたと述べている。


 モンテカルロでは、リカルドは今シーズン初めてポイント圏外でフィニッシュした。モナコでのリカルドのペースは、キャリア3度目の表彰台を飾ったチームメイトのランド・ノリスのパフォーマンスから大きく離されていた。


 マクラーレンの2021年型マシン『MCL35M』に自身のドライビングスタイルを今も適応させている最中であることを認めたリカルド。第6戦アゼルバイジャンGPを前に、リカルドは数日の休みをとって態勢を立て直す必要を感じていた。


「モナコは僕の週末ではなかったが、調子を取り戻すのを楽しみにしているよ」とリカルドは語った。


「バクーに向かう前に、リセットして集中し直す時間をとることが重要だった」


「チームと僕は理解し、分析して、改善が必要な重要な部分を特定するために、シミュレーター作業を熱心に行った」


「マシンに優れたポテンシャルがあることはわかっている。僕たちに必要なのはすべてのピースを合わせてパフォーマンスを解き放つことだ。今も新しいマシンに適応するという要素がある。さらなる時間と走行距離によって適応できることを確信している」


「そのことについて取り組みを続けていく。ポルトガルとスペインでの進歩を元に、マシンと一体になれるように努力していくよ」

2021年F1第5戦モナコGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)


 バクーはリカルドにとって多くの思い出があることは間違いない。2017年にはレッドブルで優勝を飾っているのだ。しかしその1年後にはチームメイトのマックス・フェルスタッペンと衝突し、派手なクラッシュとともにリタイアしたこともあった。


「バクーは本当にクールなストリートサーキットで、何が起きるか分からないコースのひとつだよ」と7度のグランプリ優勝経験を持つリカルドは語った。


「コースはカレンダーのなかでも最長のストレートのひとつがあることで知られている。マシン3台がサイド・バイ・サイドでターン1に向かっていくことができるんだ」


「マシンを金曜日から適切なウインドウに入れて、着実な週末にできることを期待している」

2017年F1アゼルバイジャンGP 優勝したダニエル・リカルド(レッドブル)と3位のランス・ストロール(ウイリアムズ)
2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクラッシュ

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