U19日本代表、3戦目はコロンビアに敗戦…準決勝進出ならず順位決定戦へ

2022年6月6日(月)22時59分 サッカーキング

終盤にPKを決めたG大阪の中村仁郎 [写真]=金田慎平

写真を拡大

 第48回モーリスレベロトーナメントのグループステージ第3節が6日に行われ、U−19日本代表とU−19コロンビア代表が対戦した。

 グループCはコロンビア、日本、U−21コモロ代表の3チームが2試合を終えて勝ち点4で並ぶ激戦に。各グループの首位3チーム、および2位のなかで成績が最も優れた1チームが準決勝に進出するレギュレーションとなっており、お互いに勝てば準決勝進出、敗れれば5位以下の順位決定戦に回る状況でグループ最終戦を迎えた。

 先に決定機を迎えたのは日本。4分、右からの折り返しに北野颯太が合わせるが、シュートはわずかに枠の右へと外れる。

 一進一退の攻防が続くなか、コロンビアは37分に絶好期を迎える。高い位置で日本のミスパスを拾ったアレクシス・カスティージョが右足を振り抜くが、右のポストを叩いて先制点とはならない。

 日本は前半終了間際、スルーパスに抜け出した坂本一彩がペナルティエリア左に侵入。鋭い切り返しで相手をかわし右足を振り抜くが、ニアを狙ったシュートは枠を外れた。前半は得点が生まれず、スコアレスで折り返す。

 試合の均衡が破れたのは後半開始早々の47分、コロンビアが先制する。左サイドでルーズボールを拾ったホルヘ・カベサスがグラウンダーで折り返し、ペナルティエリア手前でグスタボ・プエルタが合わせてシュートを放つ。ボールは松田隼風に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 61分、コロンビアがリードを広げる。ペナルティエリアの手前でダニエル・ルナが相手に囲まれながらもボールをキープし、後方のプエルタに一旦下げる。プエルタがワンタッチで鋭い縦パスを通すと、受けたカベサスが強烈なシュートをゴール左上に突き刺した。

 2点を追いかける日本は、89分に松田が倒されてPKを獲得。中村仁郎がキッカーを務めると、ゴール右隅に突き刺して1点を返す。

 しかし、日本の反撃は及ばず、1−2で敗れた日本代表は5位以下の順位決定戦へ進むことになった。順位決定戦は10日に行われる。

【スコア】
U−19日本代表 1−2 U−19コロンビア代表

【得点者】
0−1 47分 オウンゴール(コロンビア)
0−2 61分 ホルへ・カベサス(コロンビア)
1−2 89分 中村仁郎(日本)

【スターティングメンバー】
日本
木村凌也;屋敷優成、高井幸大、田中隼人、中野伸哉(46分 松田隼風);宇野禅斗、山根陸(59分 中村仁郎)、佐野航大(72分 福井太智);坂本一彩(72分 二田理央)、北野颯太、山崎太新(59分 升掛友護)

サッカーキング

「コロンビア」をもっと詳しく

「コロンビア」のニュース

「コロンビア」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ