待望の8人乗り仕様『ディフェンダー130』登場。第3世代『レンジローバー・スポーツ』特別仕様車も受注開始

2022年6月7日(火)11時5分 AUTOSPORT web

 そのデビュー以来、世界で高い評価を獲得し、日本でもバックオーダーを抱える人気を博すランドローバーの新型『DEFENDER(ディフェンダー)』のラインアップに、フルサイズの3列シートを備え最大8人でのアドベンチャーを可能にする『ディフェンダー130』が登場。また、この5月に第3世代モデルがワールドプレミアとなった新型『RANGE ROVER SPORT(レンジローバー・スポーツ)』が日本上陸を果たし、発売を記念した特別仕様車“LAUNCH EDITION”を含め、5月25日より受注が開始されている。


 偉大なオリジナルの系譜を受け継ぎ、ショートの『90』とロングの『110』が用意されてきた新型ランドローバー・ディフェンダーだが、そうしたファミリー共通の特徴を備えながら、新たに3列8人乗りに仕立てられた『130』は、後部を340mm延長することですべてのシートに広々とした室内空間をもたらすという。


 その3列目のためリヤオーバーハングを延長し、ラゲッジスペースも拡大された『130』は、標準のパノラミックガラスルーフに加え、3列目の頭上にふたつ目のサンルーフを装備。それだけのボディ延伸を果たしながら、特徴的なリアデザインを継承するためボートテールスタイルのアップリフトをつけ、オフロードモード設定時で最大28.5°のデパーチャーアングルを確保した。


 そのリヤではLEDライト周りのデザインを見直し、新型ディフェンダーのサイドプロファイルの特徴である3本のラインがリアに向かってわずかに上昇するデザインを踏襲。ボディ同色のハードシェルスペアホイールカバー、ナルヴィックブラックのルーフレールを標準装備し、エクスプローラー、アドベンチャー、カントリー、アーバンの各アクセサリーパックも用意される。


 さらに『130』限定のエクステリアカラーとしてセドナレッドを採用し、デザインを強調するとともにさらなる深みと洗練さを表現。オプションのエクステンデッドブライトパックでは、ロアーボディパネルをすべてセレスシルバーサテンフィニッシュとし、ボディとのコントラストを強調する。


 注目の室内空間では、2列目と3列目が少しずつ高くなるスタジアムシートを採用し、2列目シートを前方にスライドして倒すことで広い乗り込み口を確保。またラゲッジスペース内のボタンで電子制御エアサスペンションを下げ、楽に荷物を積み込むことも可能となっている。

1954年から世界最大の人道支援組織である国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を支援する同社は、イギリスのエリザベス女王在位70年を祝したプラチナ・ジュビリーに際し、特別な『130』を女王陛下と英国赤十字社へ献上
『130』限定のエクステリアカラーとしてセドナレッドを採用し、デザインを強調するとともにさらなる深みと洗練さを表現した
2列目と3列目が少しずつ高くなるスタジアムシートを採用し、2列目シートを前方にスライドして倒すことで広い乗り込み口を確保


■レンジローバー・スポーツ“LAUNCH EDITION”は限定160台


 その3列目は大人3人が快適に座れる充分な幅を確保するとともに、シートヒーターやパッド入りアームレスト、考えられた収納スペース、そして移動中もデバイスを充電できるUSB-Cポートやベンチレーションダクトなど、快適な乗り心地を実現する数々の工夫が凝らされた。


 その上で実用的なスペースを誇るラゲッジは、3列目シートを使用した状態でも最大389リットルの容量を確保し、2列目、3列目を格納すれば最大2516リットル(8人乗り仕様は2291リッター)の広大なラゲッジスペースが出現する。


 パワートレインは、ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BiSG)を搭載した48Vのマイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを採用した直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン(P300、P400)と、INGENIUM直列6気筒ディーゼルエンジン(D250、D300)から選択でき、ランドローバー独自のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)システムとZF製8速ATを組み合わせる。


 電子制御エアサスペンションシステムは最大430mmのアーティキュレーションを誇り、オフロードモードではフロントが71.5mm(リヤは73.5mm)上昇し、障害物の乗り越えや水中走行(最大渡河水深900mm)をアシスト。オフロード性能を制御するランドローバー独自のテレインレスポンスは、メインの“Pivi Pro”タッチスクリーンから、地形に応じてドライビングエクスペリエンスを最適化することも可能となっている。


 併せて、1954年から世界最大の人道支援組織である国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を支援する同社は、イギリスのエリザベス女王在位70年を祝したプラチナ・ジュビリーに際し、特別な『130』を女王陛下と英国赤十字社へ献上。そのディフェンダー130の価格は、すでにオープンとなっているコンフィギュレーター参考で1041万〜1364万円(税込)に。


 一方、新型レンジローバー・スポーツ発売を記念した特別仕様車“LAUNCH EDITION”は、こちらもマイルドハイブリッドテクノロジーを採用した3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン(最高出力400PS、最大トルク550Nm)を搭載し、フィレンツェレッド、ジオラグリーン、ヴァレジネブルー、サントリーニブラックの4色のエクステリアカラーと、23インチ“スタイル5135”9アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)の組み合わせを用意。限定160台が5月25日〜6月30日までの期間限定受注となり、価格は1708万6000円(税込)となっている。

その3列目は大人3人が快適に座れる充分な幅を確保するとともに、シートヒーターやパッド入りアームレスト、考えられた収納スペース、そして移動中もデバイスを充電できるUSB-Cポートやベンチレーションダクトなど、快適な乗り心地を実現する数々の工夫が凝らされた
この5月に第3世代モデルがワールドプレミアとなった新型『RANGE ROVER SPORT』が日本上陸を果たし、発売を記念した特別仕様車”LAUNCH EDITION”が設定された
この新型『RANGE ROVER SPORT』特別仕様車”LAUNCH EDITION”は、限定160台が5月25日〜6月30日までの期間限定受注となっている


Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

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