中島翔哉がトルコ1部クラブ退団へ。ポルティモネンセがオファー提示か

2023年6月7日(水)5時43分 FOOTBALL TRIBE

中島翔哉 写真:Getty Images

 かつてFC東京でプレーしていた元日本代表MF中島翔哉は、今季限りでのトルコ1部アンタルヤスポル退団がほぼ確実に。ポルトガル1部ポルティモネンセ復帰の可能性が浮上している。


 中島は2021/22シーズンにポルトガル1部ポルトからのレンタル移籍により、ポルティモネンセでプレー。主力選手として活躍したが、シーズン終了後にレンタル移籍期間満了によりポルティモネンセを退団すると、昨年9月にポルトと契約解除した上でアンタルヤスポルと2年契約を結んだ。


 しかしトルコで迎えた2022/23シーズンは、リーグ戦わずか5試合の先発出場。昨年9月17日のホームゲームデビュー戦で途中出場からわずか15秒後に退場処分をうけて2試合出場停止となったほか、コンディション不良により2度戦線離脱。今年4月以降は3試合の出場にとどまり、今月3日の今季最終戦ではベンチ外だった。


 トルコメディア『スター』は今月6日に「中島がアンタルヤスポル退団の準備を進めている」と報道。「アンタルヤスポルでは怪我と調子の悪さであまり幸運を見つけることができなかった」とし、「ポルトガルメディアの報道では移籍の可能性が低いと指摘されているが、ポルティモネンセはレンタル移籍でのオファーを提示する」と伝えている。


 ポルトガル紙『ア・ボーラ』は今月はじめ、中島のポルティモネンセ復帰報道に対するロディネイ・サンパイオ会長のコメントを紹介。同会長は「我々の価値観とはかけ離れたものである。だからこそ、中島の再獲得は不可能だと考えている。現実は違うのに、期待を持たせることに意味はない」と否定的な見解を示していた。


 なおポルティモネンセは今季のポルトガル1部リーグを15位で終了。日本代表GK中村航輔の活躍もあり、2部入れ替え戦圏内の16位マリティモに勝ち点8差をつけて残留を果たしている。

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