W杯予選初失点も日本代表、タジキスタンに4得点快勝…南野は予選7試合連続弾

2021年6月7日(月)21時19分 サッカーキング

日本代表が勝利を収めた [写真]=Shinichiro Kaneko

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 FIFA ワールドカップカタール 2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選が7日に行われ、日本代表とタジキスタン代表が対戦した。

 ミャンマー戦で勝利を収め2次予選突破を決めていた日本代表。3日に行われたU−24日本代表との異例の兄弟対決を3−0で制し弾みをつけて望んだ日本代表がまず先制に成功する。スルーパスに走りこんでラインを切り裂いたのは浅野拓磨。これは守護神ルスタム・ヤティモフに阻まれたがこぼれ球を拾った古橋亨梧が豪快にシュートを叩き込み、ネットを揺らした。



 幸先よく日本が先制したが、グループFで2位につけ突破を目指すタジキスタンが意地を見せる。マヌチェフル・ジャリロフがエリア内で体を張りボールをキープした。一度はかきだしたがこれを拾い右サイドからクロスを入れるとエリア内では4人が準備。エフソン・パンシャンベが頭であわせ試合を振り出しに戻した。また、日本代表は2次予選6試合を終え無失点で進んできたが初の失点となった。

 続く13分、日本は立て続けにチャンスを得る。原口のサイドチェンジからふわりとしたトラップで古橋が持ち出す。ドリブルで持ち込むと切り返しを挟みシュートを打ったがこれはGKの正面。さらにラフなボールに浅野が抜け出しシュート。これは枠をとらえることができない。

 次にネットを揺らしたのは日本だった。山根視来が供給したスルーパスに反応した古橋が右サイドの深い位置からグラウンダーで折り返すと、ニアに飛び込んだのは南野拓実。丁寧に合わせGKの横を抜くシュートでリードを取り返した。南野はこれでW杯予選7試合連続ゴールとなり本田圭佑(ネフチ/アゼルバイジャン)の記録に並んだ。



 2枚替えで臨んだ後半51分、橋本拳人が右サイドの山根にパスをはたきエリアに侵入。そのまま折り返しのパスを受けダイレクトで流し込み橋本は代表初ゴール。後半立ち上がりの貴重なゴールでリードを広げた。



 71分には前線からのプレスが奏功し、GKのパスを狙っていた川辺駿が奪ってそのままシュート。川辺も代表初ゴールでチームに4点目をもたらした。



 その後も長短のパスを織り交ぜゴールに迫るがネットを揺らすことはできず。このままタイムアップを迎え、日本は4−1で勝利した。日本代表は11日に国際親善試合でセルビア代表と対戦する。

【スコア】
日本代表 4−1 タジキスタン代表

【得点者】
1−0 6分 古橋亨梧(日本)
1−1 9分 エフソン・パンシャンベ(タジキスタン)
2−1 40分 南野拓実(日本)
3−1 51分 橋本拳人(日本)
4−1 71分 川辺駿(日本)

【スターティングメンバー】
■日本代表
権田修一;佐々木翔(62分 小川諒也)、昌子源、中谷進之介、山根視来;橋本拳人(68分 守田英正)、川辺駿;原口元気(45分 坂元達裕)、南野拓実(45分 鎌田大地)、古橋亨梧;浅野拓磨(74分 谷口彰悟)

サッカーキング

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