ベイル、キャリア初の母国クラブ加入の可能性も…カーディフが名乗りを上げる

2022年6月7日(火)15時33分 サッカーキング

故郷を連想させる「ロード」発言をしたベイル [写真]=Getty Images

写真を拡大

 カーディフ(チャンピオンシップ)は、レアル・マドリード退団を発表したウェールズ代表FWギャレス・ベイル獲得に動いているようだ。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 1989年7月16日、カーディフでうぶ声をあげたベイル。2006年4月にサウサンプトンでプロデビューを果たすと、トッテナムでのプレーを経て、2013年9月にレアル・マドリードへ加入。在籍9シーズンで公式戦通算106ゴールを記録し、5度のチャンピオンズリーグ制覇を筆頭に数々の歴史を築いてきた。しかし近年、度重なる負傷の影響やクラブへの不満を募らせていたこともあり、出場機会が減少。今シーズン限りでの退団が確実視されていた中、6月1日にベイルは自身の公式Twitterでレアル・マドリードに別れを告げた。

 かねてからトッテナム復帰やメジャーリーグ・サッカーへの挑戦が噂されていた中、新たにベイル獲得に乗り出したクラブがあるようだ。『BBC』によると、ベイルの故郷に本拠地を置くカーディフが名乗りを上げており、同クラブのメフメト・ダルマン会長が交渉に向けて準備していると報じている。

 当然のことながら、報道によると、移籍を実現させるには金銭面での大きな障害を乗り越えなければならない模様。レアル・マドリードでベイルは週給60万ポンド(約1億円)を稼いでおり、カーディフのトップチームチームの人件費を上回っているようだ。

 その一方、ベイルもウェールズのクラブでのプレーを望んでおり、大幅な減給を受け入れる可能性があるという。また、FIFAワールドカップカタール2022・欧州プレーオフ決勝戦ウクライナ代表戦の前に、新天地について尋ねられたベイルは「ロード」と故郷を連想させる発言をしたことも併せて伝えている。

 欧州プレーオフの2試合で2ゴール挙げて、ウェールズを64年ぶり2度目のW杯に導いたベイル。これまで、母国クラブでプレーしたことがないベイルは今夏、どのような決断を下すのだろうか。

サッカーキング

「キャリア」をもっと詳しく

「キャリア」のニュース

「キャリア」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ