角田裕毅、3基目PUでのカナダで初日8番手「ウエットでもドライでも自信がある」チームは「モナコの学習が役立っている」

2024年6月8日(土)10時29分 AUTOSPORT web

 2024年F1カナダGPの金曜、RBの角田裕毅はフリー走行1=12番手/フリー走行2=8番手だった。


 FP1開始時、FIAは、角田のパワーユニットにシーズン3基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、シーズン4基目のエキゾーストシステムが入れられたことを発表した。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。


 レーシングディレクターのアラン・パーメインは、一日を振り返り、「良い一日だった。ドライバーふたりともがマシンに満足していた」と述べた。


「マシンとベースラインはそれなりに良いので、さらに改善するために何ができるかを今夜考えていく。明日と、おそらくは日曜日も雨が降ると予想しているが、今日の作業には満足している」


「この作業の多くはモナコGPとモナコ後のシミュレーター・セッションで学んだことから、導き出されたものだ。それが今日、コース上で良いマシンとして反映されたことを、特にうれしく思っている」

2024年F1第9戦カナダGP 角田裕毅(RB)


■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
フリー走行1=12番手(1分28秒723:インターミディエイトタイヤ/9周)/フリー走行2=8番手(1分16秒951:ソフトタイヤ/22周)


 チームにとってポジティブな一日でした。僕自身については、いくつか改善すべきことは残ってはいますが、コンディションが何度か変化したため、全体的にとても楽しい一日でした。


 今年はウエットで走行する機会があまりないため、ウエットコンディションでインターミディエイトタイヤで走ることは、僕にとって良いトレーニングと学習になりました。データ収集の面でも良かったです。


 皆が異なる作業に取り組んでいたことは分かっていますが、自分たちのペースを見る限り、悪くない状態だと思います。雨天でも良いパフォーマンスを発揮できたと感じているので、ウエットでもドライでも自信があります。


 いつものように、今日の走行から改善すべき点がいくつかあります。中団はかなり僅差ですが、この数戦にやってきたことを継続し、必要なエリアを微調整して、明日すべてをうまくまとめていきます。

2024年F1第9戦カナダGP 角田裕毅(RB)


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