西野Jは「コンビネーションが生命線」…香川真司「攻撃の規制は前よりない」

2018年6月8日(金)5時15分 サッカーキング

本田圭佑(左)とトップ下の定位置を争う香川真司(右)[写真]=Getty Images

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 日本代表は7日、国際親善試合のスイス戦(8日)に向けて会場のスタディオ・コルナレドで公式練習を行った。ガーナ戦に続いてベンチスタートの可能性が高い香川真司(ドルトムント)は練習後、「途中出場にしろ、スタメンにしろ、常にいい準備をして、いつ出てもいいプレーができるように、それを自分の中で言い聞かせている」と意気込んだ。

 西野朗監督はスイス戦で従来の4−2−3−1を試すようで、左に宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、トップ下に本田圭佑(パチューカ)、右に原口元気(デュッセルドルフ)が入ることが濃厚だ。それでも香川は「左で出ようが、右で出ようが、中央で出ようが、1つ言えることはそのポジションをすべて経験しているから、どこで出ても問題はない」とポジションにこだわっていない様子。

「トップ下が一番得意なポジションだけど、それは監督が判断するべきだし、圭佑くんが出ようが、途中から出ようが、いろんな選手がいるので、どのポジションでもいいパフォーマンスを出せる自信はある」。

 西野監督が就任して日が浅いものの、香川は「日々のミーティングや練習の中で(方向性を)感じることもたくさんある」と徐々にチームができていることを実感している模様。「攻撃における規制は、前よりはるかになくなっている。より自由なものが動きの中で生み出せると思う」と変化を挙げつつ、西野ジャパンの戦い方を語った。

「チームとしてのやり方や決めごとは大事になってくると思う。個人が自分のタイミングで動き出すことも大事だけど、必ずチームがそこに連動しないと、崩しにかかるときはなかなか難しい。そこの距離感やコンビネーションは明日の試合の生命線になってくると思うし、そこのコンビネーションを生み出す動きはそこまで(監督から)言われていないので自分たちの判断でできる。それをいい意味で捉えて、お互いがお互いのことを見ながらやれれば、必ずいいコンビはこのチームで築き上げられると思う」

 試合は日本時間8日26:00(9日午前2時)にキックオフ予定で、NHK総合にて全国生中継される。

サッカーキング

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