ナイキ、イラン代表にシューズを提供せず…背景に米国の対イラン制裁
2018年6月8日(金)12時58分 サッカーキング
大手スポーツ用品メーカー『ナイキ』が、アメリカのイランに対する制裁を理由に、2018 FIFAワールドカップ ロシアを戦うイラン代表チームにシューズを提供しないことを声明で発表した。アメリカ国営放送『ボイス・オブ・アメリカ』が4日付で伝えている。
アメリカでは、対イラン経済制裁再開を受け、イランとの商取引が困難となっている。そのため、ナイキは「制裁は、アメリカの企業として、我々がイラン代表チームのプレーヤーにシューズを提供できないことを意味する」と声明を発表した。
なお、同代表のユニフォームは、ドイツの大手スポーツ用品メーカー『アディダス』が提供している。こちらについては、現在のところ提供をしない旨の発表はなされていない。
イラン代表は予定されていたギリシャ代表とコソボ代表との国際親善試合が中止になるなど、W杯本大会を前に万全の準備が進められない事態となっている。カルロス・ケイロス監督が「多くの評論家が話しているが、誰も我々と対戦したがらないことを知っている。問題はイランの政治」と不満を口にしており、政治情勢が同代表チームの活動に大きく支障をきたしている状況だ。
アメリカでは、対イラン経済制裁再開を受け、イランとの商取引が困難となっている。そのため、ナイキは「制裁は、アメリカの企業として、我々がイラン代表チームのプレーヤーにシューズを提供できないことを意味する」と声明を発表した。
なお、同代表のユニフォームは、ドイツの大手スポーツ用品メーカー『アディダス』が提供している。こちらについては、現在のところ提供をしない旨の発表はなされていない。
イラン代表は予定されていたギリシャ代表とコソボ代表との国際親善試合が中止になるなど、W杯本大会を前に万全の準備が進められない事態となっている。カルロス・ケイロス監督が「多くの評論家が話しているが、誰も我々と対戦したがらないことを知っている。問題はイランの政治」と不満を口にしており、政治情勢が同代表チームの活動に大きく支障をきたしている状況だ。