2024年F1第9戦カナダGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年6月9日(日)19時3分 AUTOSPORT web

2024年F1第9戦カナダGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(RB)だ。
■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
予選 5番手
とても満足いく一日だった。今のところとても良い週末で、楽しんでいる。すべて良い感じがする週末があるものだが、今回はまさにそうなんだ。
ポールとの差が0.2秒以下だ。今日は違ったけれど、これぐらいの差だと、時にはフロントロウに並べる場合もある。だからこれだけの競争力があり、快適に走れたことをうれしく思う。
Q3では、ウォームアップラップを速く走ることがとても重要だった。それを僕からチームに伝え、実行した。十分な自信を持ってプッシュラップに臨んだよ。ラップをうまくまとめることができて気分が良かった。でも驚いてはいない。こういうフィーリングを持っているときは、こういう仕事ができると分かっているからね。
自分の力を発揮することができてハッピーだよ。チームのおかげだし、彼らのためにうれしく思う。2台揃ってQ3に進めたからね。とても良いリザルトで、彼らにお返しをすることができた。
モントリオールに来ると、いつも特別な気分になる。良い思い出がある場所だからね。10年前のここで、僕は初優勝を挙げて、人生が変わった。
チームは今週末、良いエネルギーを感じているから、それを良いドライビングにつなげることができたこともうれしい。
明日はトップ5圏内という良い位置から決勝をスタートする。周囲にいるのは優秀なトップドライバーたちだ。レースのなかで、自分の力を最大限に発揮したい。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 4番手
4番手。とてもタイトで難しいセッションだったけど楽しかった。多くのドライバーがポールを狙えると思って出て行ったと思うし、僕もそのひとりだった。でもまあペースに関してはポジティブな兆しが見えたよ。また前の方からのスタートになったから明日どんなことができるか楽しみだ。僕たちには一貫性があるし、2台が並んでスタートできるというメリットもあるから、ストラテジーの面で有利だ。明日何ができるか見てみよう。楽しみにしているよ。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手
今日は素晴らしい仕事をチームがやってくれた。そしてジョージ・ラッセル、ポールポジションおめでとう。モントリオールではいつものことだけど、トリッキーなセッションだった。でもだからこそ僕たちはここを愛しているし、みんな笑顔でいる。ここで素晴らしいラップを残せてトップ3で終われたなら、とてもいい気分なんだ。
レースでどんなことができるかを考えるとワクワクする。ここ3、4レースのクルマは素晴らしいし、僕たちは絶好調だ。前には速いクルマがいるし、後ろにもたくさんいるから、エキサイティングなレースになると思う。今夜も仕事を続けて明日前に出るために何ができるかを考えるつもりだ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 2番手
明日のレースをフロントロウからスタートすることができてうれしい。FP3の後に思っていたよりも間違いなく良い結果だ。
このトラックでは、他よりも苦労するだろうことは最初から分かっていた。それにたくさんのチームが追い上げてきているようだ。
今日はタイヤのグレイニングを管理することが重要だった。でもペースに関しては、いい仕事をして、走行するたびに改善することができた。
ベストを尽くそうとしたよ。僕たちは少し後れをとっているので、もっとクリーンな週末にする必要がある。
明日は、天候とタイヤの挙動が大きく影響するだろう。雨が降ればターマックが滑りやすくなるから、シケインやコースのすぐそばに壁があるところで、興味深いことが起こるかもしれない。
難しい週末を過ごしている。でもすべてを考えあわせれば、予選では最大限の結果を出したと言えるし、明日を楽しみにしている。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 1番手
素晴らしい日だ! ポールポジション争いはものすごく接戦だった。この数戦、前のマシンから100分の1秒遅れということが続いたから、今日は自分が上位の側に立つことができてうれしい。
Q3は難しかった。Q2で出した自己ベストタイムを、Q3最後のラップで上回ることができなかったんだ。ラインを越えた時、自分がポールポジションを獲ったのかどうか、確信が持てなかった。
新品タイヤだと通常は0.3秒から0.4秒は速くなるものだけど、幸い、ユーズドタイヤを履いて最初のランで記録したタイムで、トップをつかむことができた。
マシンは週末を通して好調だ。ブラックリーとブリックスワースのファクトリーで皆が、アップデートを持ち込み、パフォーマンスを向上させるために懸命に働いている。そのハードワークがリザルトに反映されたのを見ることができて、とてもうれしい。
(モナコで導入したアップグレードでは)まだ2戦しか走っていないし、2戦とも特殊なサーキットでのグランプリだ。それでもトップに近づくためにステップを踏み出すことができたのは、励みになる。
明日何ができるか見てみよう。勝利を目指していくけれど、新しい路面と天候の関係で、未知の要素がたくさんある。でもマシンにも自分にも自信を持っている。明日は勝ちに行くよ!
(予選後のインタビューで、モナコで導入した新しいフロントウイングを含むアップグレードについて触れて)モナコで「これが僕たちのシーズンにとって何かの始まりになればいいな」と言ったけど、そのとおりになったと思う。この感覚が恋しかった!
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